【プリパラ】東堂シオンの双子の妹はキュートな神アイドルでした！ (ページ12)

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ファルルとお別れ？ページ12

Aside

色褪せていくファルルの姿を私は黙って見てられなかった。

私「ファルル！大丈夫？」

さっきまで話していて、笑っていたファルルはここにはいなかった。

いたのは全く喋らず、眠っているファルル。昏睡状態なのかな？

み「私が人工呼吸をするぷり」

シ「いやAEDだ」

するとユニコンが叫ぶ。

ユ「ファルルはボーカルドール。だから人工呼吸も自動体外式除細動器も救急車もムダでちゅ」

みんなが呆気にとられる中、めがにぃとめがねぇが到着する。

にぃ「遅かったようですね。ファルルさんはプリチケをパキってはならないという事です」

なんで…

ファルルがパキってはならない理由はこれ。

・神アイドルになる為だけの存在なのに、神アイドル以外の事に興味を持ってしまったため。

たったそれだけ…それだけでファルルの生命が消えちゃうの？

落ち込むらぁらの所に皆が集合する。

私「元気出してよ、らぁら…私も悪かったんだから…」

呆気にとられる皆を横目に私は話す。

ファルルと友達だったこと。ソラミスマイルのライブを見せた事。

黙って聞いていたらぁらが口を開く。

ら「そうだったんだ…」

私もファルルの話をしていると涙が溢れてくる。

泣き顔を見られたく無くて、私はダッシュでプリパラのゲートをくぐった。