検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:54,961 hit

苦手な貴銃士 ページ6

ラップの治療を終えてそろそろお昼だと思いまた心がおどりだした。


…その矢先に紫髪のめんどくさい奴に絡まれてしまった。


「おい、また無駄なことをしたな」


そんなことを言う彼に目をやるといつものような思考の読めない目をこちらに向けている


まあ、声は怒っているのだけど。


「…無駄なことはしてないと思うけど…」

「あいつのけがは大したことはなかっただろう。あれぐらいなら自然治癒で済んだはず。完治させなくてもよかった」


どこで見ていたんだ


こいつに見られるとめんどくさくなると思ってささっとやったのに…


「何だか俺に文句があるようだな」


そう言ってずいっと顔を近づけられる。


「お前は俺の治療に専念していればいいだろう。俺がこの中で新式銃なのだから」


と囁かれ思わず耳をかるく塞いだ。



恥ずかしいったらありゃしない

自分勝手が過ぎるぞーと思うのだがスナイダーがいなくなってしまったらレジスタンスにも影響はあるはずだ。


だから好きにしているのにこいつは私の治癒能力ばかり見てくるせいで骨が折れる。


結局強く言えないのが現状だ。


「あっ!スナイダー!マスターに何しているんだい!」


その瞬間助かったとしか言いようがなかった。


エンフィールドが怒ったようにやってきたのを見て舌打ちをして私から離れた。



「…なんだ、エンフィールドか」


「こら!舌打ちはだめだろう、英国紳士としてみっともないじゃないか」


「お前は小言が多くてかなわないな…」


「多くて結構!さっ、早く食堂に行くよ!マスターすみません、スナイダーにはあとで言い聞かせるので!ええ!」

「いやはや助かったよ…ありがとう」


やっと全員と心を開くことに成功したからにはこういうこともまあまあいうことを聞かないとまた怒りそうだな…


そう思い食堂にいった。


今度こそ3人とご飯を食べることに成功した。

ラップさんの変化→←ひと眠り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。