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心配だからこそ ページ50

一日前









「…なんだって!?マスターが!?」









基地に戻ってきて慌ただしく動き回るレジスタンスの人たちを見て困惑した僕たちは今にも泣きそうなシャルルヴィルさんに事情を聞いた。









聞くところによるとマスターが任務中に倒れてしまい意識不明の重体なのだという









さっきまでのどが圧迫されて呼吸がままならなかったらしく呼吸器という空気を取り入れてくれる機械をつけていたらしい。









今すぐにでもマスターのもとへ行きたいと思い医療室に行ったが面会謝絶と聞いて我慢が出来なかった









「なぜ貴銃士の僕たちまでは入れないんだ!」









「マスターさん、大丈夫なんでしょうか…」









ローレンツがおろおろとその場を行ったり来たりしている。









「…とりあえず、ここにいても状況はかわんねぇしシャワー浴びに行こうぜ」









マスターが危険な状態なのに









そう提案してきたタバティエールになんだか腹が立った。









「なんでお前はそんなことが言える!マスターが大変なことになって「知ってんだよそんなことは!」









大声を上げたタバティエールは難しい顔をしていた。









「…でも、仕方ねえだろ医者がそう言ってんならそれに従った方がマスターのためだ…俺ごときの感情でマスターを危険にはさらせねえだろ…」









…正論だ、わかってるさそんなことは。









でも、怖いんだ









マスターがもしかして知らないうちに居なくなってしまうんじゃないかと心配になる。









…僕って驚くほどマスターのことになるといつもの僕じゃいられなくなるから









「そうだな、タバティエールの言うとおりだ。シャワーを浴びてマスターをいつでも向かい入れるようにしよう」









ドライゼがそれに賛同しローレンツは泣きそうになりながらも力強くうなずいていた。









「…ふん!わかってるよ、さっさとシャワー浴びてマスターを待つことにする」









誰よりも早く部屋から出る。









「シャスポー、おま「タバティエール、お前が言い出したんだから早く来い」









僕はそう言ってシャワー室に向かった。









べつに、素直になれないんじゃない。









僕も同意見だっただけの話だ

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設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

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