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わたしはうそつき;) ページ46

長い夢を見ていた。








嫌な夢だったのは確かで、思い出したくないものだった。






「…くそが」





きもちわっるい、




体に触られているような感覚が疼いて体を丸くする。





そのせいで人がいるなんて気づかなかった。





「…起きたのか?マスター」





そう言われてベットから飛び起きる。




そこにはイエヤスさんがいた。





「…イエヤスさん」




他の貴銃士でなくて安心する





「ふふ…昔みたいに口が悪くなっているな」





そういうイエヤスさんの手にはお盆があり、鍋が上にのっていた。






「…この基地に鍋なんてありました?」





「ああ、これは西洋の保温性の高い鍋らしくてな。奥様方に喜ばれるものらしい…レジスタンスの人にもらったのだ。」




ナイトテーブルの上に置いて鍋蓋を開けると湯気とともに美味しそうなにおいが漂ってきた。







「…食べられるか?」






こちらを向いて優しく微笑む彼に安心感を感じる





「…フーフーしてくれたら食べるかも」






本当は今は気持ち悪いから食べることは難しい。






でも、お腹はすいている






「…成程な、了承した。しかし…俺でなければ大騒ぎだったぞ、今の発言もさっきのこともな







混ぜているのを見るとお粥だということが分かる。






美味しそうであるが私の思考はあの記憶がよみがえっているせいで怖くもある。





「そうだ、Aが好きな卵と梅を入れておいたぞ。梅は…昔から裏山に生えている野生の木があるだろう?そこから採れたものを少しずつ付け込んでおいたのだ。」






そんな説明よりも名前で呼ばれたことに反応する






「…名前…」





久しぶりに呼ばれた気がする





「…今は、厳しい世を共にした二人の会話ということにしようか。主従関係ではなくな」






人として、話そうと言っているらしい。






それが理解できないと何回も言っているのにイエヤスさん…イエヤスはやめようとしない。






まあ、それで助けられているところもあるのだけど

昔を思い出す→←私も知りたい



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設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

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