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私も知りたい ページ45

まさかいつも自信満々の自分の主がそんなことを言うなんてと思い少し目を見開く







「…そんなに心配しているのですか」






ナポレオンは口に手を当てかるく指をかんでいる。






これは焦っているときのナポレオンの癖だ。







それを見てラップも





いつも自分に対して明るく振舞ってくれるマスターが目が覚めない姿を想像していつにもまして無表情に磨きがかかる。





「…陛下、私もマスターが少し嫌がっていたことは分かっていました。しかし、マスターは承諾していたのです。ですから、マスターは陛下のことは嫌いになりませんよ」








自分に対して少し反省すべき点があったと後悔したがナポレオンがこんなに落ち込むのは少々同情し無意識にフォローを入れる。







「…そうか…しかし…」






ナポレオンにとってマスターはなくてはならない存在だ







案外、マスターのことになればあっさり自分のペースを乱されるのもラップは知っている







だからこそのフォローを入れた








「陛下、マスターは陛下の自信に満ち溢れたところが好きと言っておりました。そのような顔を見せるのは同意しかねます。」






そう言うとナポレオンは少し悩んだ後いつもの顔に戻った。







「そうだな、マスターはそんなことでは気にしない。それに心身ともに疲れているだろう、だからこそいつも通りにせねばな!」







ラップのほうに振り返り、笑った






ナポレオンもいつもの自分でマスターが起きた時に迎えたほうがいいと思ったのだろう








「ええ、その調子です。」








ラップもいつも通りの表情を見せるナポレオンに安心し、少し表情を崩した






「…うむ、よし!決意が固まったぞ、マスターのところへ行くか!」






そういってラップの前を通り過ぎ、階段を下りる






「…そうですね、もしかしたら目覚めているかもしれませんし」







そう言って二人は階段を下りて言った。






そしてラップは用ってこのことだったのか…と思った。






二人とも、マスターの無事を願った

わたしはうそつき;)→←何も知らないことがいやだ



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設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

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