助けてヨ ページ39
後ろから誰かが来ていることに気づくことが遅れた
手を思いっきり引っ張られて無理やり立たされる。
「しまっ…!」
ただの兵士の様にガスマスクをつけているのは同じなのになんだか冷や汗が止まらない、
紋章の傷がついた左手が
痛い
「こいつがもしかして〜貴銃士のマスターかぁ…こいつを殺せば…」
普通の敵兵の銃と違う…もしかして
貴銃士…?
「……マスター!」
ホールがいきよいよく振り返る
私を捕まえている奴以外を倒し絶対高貴が解除されたホールが焦ったように叫ぶ。
「ごめん…バカなことしちゃっ…ぐっ…」
首が締り苦しくなる。
それを見たホールが見たことないような怒った顔でこちらに銃を構えた
「お前…その子を離せ、早く」
もちろん聞き入ってくれるはずなく
ガスマスクから聞こえる声からは楽しそうな甲高い声が夜の街に聞こえる
「きゃはは!何言ってんだよ!おれんとこのじじいが怒るからな、だったら少しでも貢献しねえと」
じじい…?だれだろう…世界帝?それともマスター?
…限界だ
「っん…か…はっ…あ」
じんわり涙があふれてきた。
やばい、本当に思考が止まる
「このっ!…絶対高貴!」
2回目は体に負荷がかかる。
もしかしたら壊れてしまうかもしれない。
いやだ、
いやda
そんなノ
「だめ…だって、それだけは…」
「嫌だね!俺は壊れても君を…守りたいんだ!」
苦しそうに銃を構えるがふらついていて今にも倒れそうだ。
やめてほしいのに何もできない。
あの時と同じように、終わってしまう。
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時