互いに理解しようとは思ってないらしい ページ31
無事港町に付き、ホテルに着く。
もう夕方になっていて窓から夕陽が差し込んでいる。
「…ついたー、眠いね…」
そう言ってシングルベットに私は飛び込む。
ぼふっと音がして心地がいい匂いがして、眠くなる。
「…マスター、まだ寝るには早いでしょ」
後ろから困ったようなこえが聞こえて後ろを見るとホールが壁に寄りかかってこちらを見ている。
「…だって、ベット気持ちいから…」
こっちを見ているのは分かるけどやっぱりやめられないのでゴロゴロとベットの上で転がる。
するとホールが向かって歩いてきたかと思ったら窓を開けてバルコニーに出た。
風が頬を撫でて心地がいい
「…風が気持ちいねぇ」
「そうだねー…こんなとこ住めたら女の子にもてちゃうかも」
「…世間の女の子がどうかはわからないけど私は好きだなあ」
何気なくそういうと彼はこちらを見ていつも見せるスター性?のある笑顔ではなく柔らかい笑みをこちらに見せた。
「…君が好きなら、俺はそれで十分だな」
それを見て顔をベットにうずめる。
いろいろ思考が回りすぎて分からなくなった。
それを見たであろう彼は
「…なにぃ〜?」
と声を発する。
おそらくこれはにやけているであろう。
しかし仕方がない。
なんだかんだ言って私はこういうのにめっぽう弱い。
直視ができないのだ。
「もしかして俺のこと好きになっちゃった?惚れちゃった?」
そう言われて言い返したくなり顔を上げた
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時