月夜の下で ページ26
少し笑ってまた飲んでお菓子を取ったのを見て自分も飲み始める。
紅茶で落ち着いてから何を言おうか考える。
「はあー、お菓子をこんな夜更けに食べれて幸せだなぁー…隣にはいい子のエンフィールドもいて幸せですなぁ」
そう言って紅茶をすする彼女の表情は何だか引っかかる
でも、今はこの時間を大事にしよう
「…僕もマスターと飲めて幸せですよ」
そういうとびっくりした顔で見てふにゃっと笑う
「ほんとー、嬉しいなぁ」
「ありがとうございます」
「まったく、スナイダーも兄を見習った方がいいよね」
それを聞いて紅茶を飲む手が止まる。
紅茶の水面を見つめる僕は自分が驚くほど怖い顔をしていた。
「…スナイダーが何かしたんですか？」
「んー、スナイダーはさ…根はほら、エンフィールドなんだから悪い奴じゃないと思うけど自分に絶対の自信があるから間違ってても気にしてないんだよね」
はははと笑うマスターを見て正直何も笑うことができなかった。
「…スナイダーが嫌なことしたんですか」
そういうと何て言おうかと言い訳を考えているように見えて仕方がない。
「…うっうーん、どうだろう…マスターだから別に嫌なことはないけ…」
マスターが何か言う前に我慢ができず思わず顔を近づける
「じゃあ、
Aさんとしてはどうなんですか」
名前を言うと驚いたように目を見開きほんのり頬も赤く染まっているがそれよりも困った顔をしているのを見てますます僕は不機嫌になる
「うーんと、別に…その、なんていうか、あの」
「…当てましょうか、スナイダーがしたこと」
僕はもう、心の中で何かが爆発したような気がした。
銃としては、持ってはいけない感情なのかもしれない
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます！気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (
レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natumiko x他1人 | 作成日時：2018年9月9日 17時
