愛する故郷 フランス ページ22
「ほんとうかぁ?…まあ、何かあったら言えよ?」
「あはは、ありがとうございますっうわあ!」
そういって何度目か分からないが転んだ。
今度は手をずる剥けるような転び方だ。
「大丈夫か!?」
すぐにドライゼが駆け寄る。
シャスポーも振り返って呆れたように近寄った。
「何してるんだい…」
「すみません!何かに引っかかって…あれ?これは…」
地面から何かが突き出ているのを見てずれた眼鏡を治す。
そこには、何かの遺跡の一部分が見えていた。
「これがあるということは…古城が近いぞ」
そういうドライゼはでかしたというようにその遺跡を少し掘り出す。
するとフランス語で“シャンボール”と書いてある
「こりゃあ…もしかして…」
シャスポーも少し考えた後突然銃を置いて走り出した。
「おい!どこ行くんだ!」
「ドライゼ、大丈夫だ。おそらく知ってるんだろう…いつの間にか俺たちは渓谷を登っていたんだ」
そういって嬉しそうに話すタバティエールはローレンツの頭を撫でる
「でかしたぞ、ローレンツ。迷子になりかけていたが古城を見つけた。目的のとことは違うけどな」
そういうと喜ぶように頭を押さえる
「ええっ!そんな…見つかったんですね!よかったー…僕でも役に立てたんですね」
そう言ってほっとしたのか顔が緩んだ。
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時