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スナイダーの問題提示 ページ17

しかしエンフィールドはいたって普通のことを言った。





「…うーん、そうだね。マスターのこと尊敬してるし、素晴らしい人じゃないか。先輩もそうだけれどね」







またまた特に気にしていないようで素直に答える







おそらく苦手な弟と早く会話を終わらせたいのだろう







「それは、尊敬しているから好きなのか。それとも好きだから尊敬しようとしているのか」









それを聞いてついにエンフィールドの手が止まった







さすがに不思議に思ったらしくスナイダーを見て






「…スナイダー、どうしたんだい君らしくない興味の仕方して。何かあったの」





「…いや」






不思議そうにこちらを見るエンフィールドから目をそらす。








何だか見透かされそうな気がしたからだ。







「…君は、マスターのこと好きなの?」







何だか何かを期待しているような目で見たのを見てスナイダーは







「…さあ、わからない」









言葉を濁した。









この前のことを言ったらだめな気がしたからだ









「何だよそれ」







そういってバケツを持って基地に入るエンフィールドを見ていたが急に後ろを振り向き、こう言った。









「…君も、マスターのところに行くかい?分かるかもよ」









そういわれて少しきょとんとしたがすぐににやけた笑いに代わる









「…そうだな、行こう」







たしかにこんなこと悩んでいるのも俺らしくない







何故俺が考えなければいけないんだ






そう思い、スナイダーは立ち上がる







「うわっ、スナイダーもうちょっと笑顔をなんとかしなよね…」









「無理だな」









何だか楽しみになってきたな。









そう思ってエンフィールドの後ろをついて行った。









「…スナイダー、君…何かしたのかい」







ぼそっと言った言葉はスナイダーには届かなかった。

君たち仲良くはないよね、悪くもないけど→←エンフィールドのお悩み相談?



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設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

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