エンフィールドのお悩み相談? ページ16
「……」
非番のスナイダーは一人基地の裏で崩れた塀に座って考え事をしていた。
2日前、街のやつらが言っていたことをあいつで実践したはいいものの、この感情に答えが見つからない。
それから変な気持が渦巻いてまともに衛生室に行っていない。
なんだかあいつを眺めることしかできなくなっている。
ずっと口に感触が残り
また、してみた…
そこまで考えてスナイダーは考えをやめた。
「…ちっ、めんどくさい」
あんなことやらない方がよかったかと思っていたら
「また舌打ちかい?」
聞きなれた声がして後ろに向き直るとバケツを持ったエンフィールドがいた。
「何をしてる」
絶対に聞こえていないが少し焦りが出て見てわかることを指摘しまった
しかしあまり気にしていないらしく素直に
「井戸から水を汲むんだ、風邪を引いた人がいるらしくて水を持ってきてほしいってマスターにお願いされてね」
“マスター”という言葉に目を細める。
一瞬2日前の目に焼き付けたマスターの顔が思い浮かぶ。
いちいち反応するのもめんどくさいのだが反応をしてしまう。
「ほう…命令されたのか」
「違うよ!お願いされたの!命令だと自分の意思はいらないだろう。僕がしたいからするんだ」
そういって縄を引っ張り水を汲んでいるのを見て塀から飛び降りて井戸を眺める。
それを見て
「ちょっと、そんなに覗き込まれると水がかかるよ」
そういって顔をしかめるエンフィールドを見てスナイダーはおとなしく後ろに下がった。
「…お前は、あいつのことが好きだからするのか」
スナイダーはただ疑問だった。
そして好奇心で自分の兄に質問をした。
67人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時