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朝の木洩れ日といつもの喧嘩 ページ13

次の日、目が覚めるとおぼろげな記憶ばかりでよく分からなくなっていた。




でもある程度は理解しているので当然昨日のことも…




「やめよう、うん」




私にしては早く目が覚めておこしに来てくれる貴銃士もいない。




ならば散歩でもしようと思いワイシャツに7分丈のズボン、ブーツを履いて部屋を出る。




朝早い独特の空間に飲まれてこれが現実かもわからなくなる静かな空間だ。




森までやってくると涼しくて草のにおいがしてくる。




火薬のにおいばかりする基地はもっと換気するべきだと抗議したくなるが封鎖的のほうが廃墟としてはおかしくないかと思い結局解決できないと思ってため息をついた。





湖のほとりについて虫の音を楽しむ涼しくていい心地だ。




しばらくそこに居ると何やら足音が聞こえてきた。




世界帝軍という可能性も捨てきれないので慌てて音が出ない木の上に上る。



少しして話し声が聞こえてきた。








「マスター俺の活躍に驚くだろーなぁー」




「ケンちゃんすごかったもんね!スナイパーの出番多かったし!」




「まあ、今回の作戦は高台が多かったから遠くを打てるケンタッキーが最適だったもんね。」




納得したようにシャルルはうなずく



「ケンちゃん今回のMVPだー!」



スプリングに褒められたのが我慢の限界だったのかべスが口を開く



「…ふん、結局下から来たやつらは俺らが倒すしかなかっただろ。別にお前だけが頑張ったんじゃないからな」





「ああ?なんだよくそださマスケット銃!俺が倒したから敵が少なくなってやりやすかっただろうが!」




さすがに切れたらしい




「まあまあ、ブラウンは多分俺らが皆協力したおかげで倒せたって言いたいんだよきっと」




スプリングがなだめるように代弁をする。





すると少し冷静になったようでケンタッキーが口をとがらせて






「…わかるけどさぁ、いいかたがあんだろ。こいつの発言すべてがむかつく、空気も読めねえし」







そういわれて黙っていられなかったべスはすべてを否定した





「なんだと、大体俺はお前のこそこそした態度が気に入らねえんだよ」




スプリングが言っちゃったとでもいうように手を口に当てる。





ついにケンタッキーがぶちぎれた




「てめえ、その口叩き割るぞ」




二人が互いにおでこをくっつけて睨み合う





「おいおい…ここでけんかしても何も得られないでしょー」



困ったようにシャルルは顔をしかめている

作者から(´-ω-`)→←人間になりたい銃



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設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

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