30話 ページ33
バス内
澤村side
あとちょっとで到着すると思うんだけど
Aはお構いなしに寝てる
起こそうかな
窓側に寄りかかって寝てるから
顔がよく見えない…
澤村「Aー起きろ〜」
軽く頭を叩いてみるけど反応がない
ぐちゃぐちゃに撫でくり回してみたけど
反応がない
頬っぺを引っ張ってみても反応がない
ただただ可愛いかった←
澤村「おーーい、起きろって」
澤村「…お腹触っちゃうぞー」
澤村「…………」
脇腹をチョンっと触ってみる
ぷにっとした感覚
つまんでみると
ふにふにと、とても癖になる
なかなか起きないから
大胆につまんでみた
柔らか…
起きてる時は触らせてくれないから
良い機会だ←
A『大地君や、僕のお腹はそんなに
気持ちいいかい』
澤村「え、」
両目をしっかり開けて苦笑いで聞いてきた
A
起きてたのね…
反応ぐらいしなさいよ……
A『随分と気持ち良さそーに
触ってたね僕のお腹』
Aが自分のことを僕って言う時は
ご機嫌ななめの時だ
澤村「スイマセンデシタ」
A『え?何が?別に怒ってる訳じゃないんだよ?良いよ別に触りなよ』
こ、怖い
何時も無邪気なAだからこそ怖い
澤村「遠慮しときます。」
A『さっきは触ってたのに今は触らないの?変なのぉ』
澤村「すいませんでした。」
武田「あ!着きましたよ!皆んな起きて下さい!」
A『(-_- )着いたって皆んな起こさないの?』
澤村「あ、あぁそうだな つ、着いたぞー!起きろー!!」
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