友人帳6話 ページ7
笹田「貴女も絶対来てね！」
隣のクラスの学級委員長にそう言われて、大体6時間後…。
『えぇ…私だけ違うクラスじゃないか、なんで誘われたんだろ…。』
夏の夜は妖が集まる。
肝試しなんてするもんじゃない。
西村「西園寺さん！」
『ん？えっとどちら様でしょうか…。』
アレ、誰だ？こんな人クラスにいたっけ？
西村「おれ西村って言います！おい、夏目！！あっコイツ夏目貴志！おれのクラスメイトです！」←2組
『あれ、夏目じゃん。』←1組
夏目と同じクラスなら私が知らないのも無理はない。だって私は1組で、夏目は2組なのだから。
西村「えぇ！？」
夏目「奇遇だな。Aも肝試しに参加するのか？」
向こうの方で夏目を睨みつけてる人(←西村)がいるけど。それはいいのか…;
『ここまで来ておいて逆に肝試し以外に何するのよ…。』
夏目「それもそうだな…って、あっニャンコ先生っ！！」
『ん？』
ｽﾞｼｯ
突如として肩にすごい重りが乗った。
大方、昨日のにゃんこだろう。にしてもこれは重い、重すぎる。
『重いどけクソにゃんこ』
夏目「ニャンコ先生ーー！！(怒)」
ニャンコ先生「いいじゃないか面白そうだし。こういう時こそ用心棒が必要だろ？」ﾎﾞｿｯ
夏目「そりゃそうかもしれないけど…！」ﾎﾞｿｯ
北本「なんか今その猫から変な声しなかったか？」
夏目「(ﾋﾞｸｯ!?」
いつかバレるぞこれは。おまえら大丈夫か。
『ま、私には用心棒いるからニャンコ先生は必要ないけどね。』
ニャンコ先生「にゃに！？」
夏目「用心棒？どこにいるんだ？」
『普段は見えなくしてるんだけどね、2人だけに見えるようにしようか。あ、1人と1匹だったな。』←
ニャンコ先生「うるさいわ！！()」
ｽｩ＿＿
私の用心棒は狼の姿をしている。多分犬神様と言うやつだ。
ニャンコ先生「お、お前はっ、犬神！？」
あんまり喋るなよにゃんこ。気づかれるぞ。
夏目「犬神？それってどういう…？」
笹田「夏目くん〜！西園寺さん〜！」
夏目が犬神のことを聞こうとしたら、笹田さんに、肝試しの説明をするので来て欲しいと言われた。
肝試しは2人ペアで、2回の突き当たりの壁に名前を書いて戻ってくるというものらしい。
ひとりじゃないだけまだマシだ。
笹田「おどかし役は居ないので安心して怖がってきてください！」
え、それ安心できなくね？()
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽 林檎 - とっっっても面白いです!!投稿頑張って下さい!(ここで宣伝します)私『どっちが強いかしら？【鬼滅の刃】【東京喰種】』とゆうのを書いてます！是非読んで下さい！ちなみに失敗作があるんですが、同じ題名なので･･･1話だけのが失敗作です。 (2020年5月13日 14時) (
レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - とても面白かったです。勉強頑張ってください。投稿楽しみにしています。 (2020年5月12日 8時) (レス) id: 4672972585 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年3月26日 3時
