友人帳2話 八ツ橋の怪人 ページ3
『ヒノエ！！』
私がそう呼ぶと木の上に姿を現すヒノエ。
ヒノエは友人だ。
ヒノエ「なんだいA？また学校サボったのかい？」
『だってつまらないんだもの。見えない人と一緒にいたってねぇ？』
最近ここに引っ越してきた私は学校にもそんなに顔を出さず、成績さえ取れればいいんでしょと思っている。
学校に行っても変な目で見られるのがオチだ。
正直、人間と一緒にいるよりも妖怪たちと一緒にいた方が随分と気が楽になる。
ヒノエ「いつものやつらはどうしたんだい？」
『あー、中級のことね。なんかさ、あの森で清めの一派って言うの？を無造作に放ってる人間がいるらしいのよ。』
突然私の家を訪ねてきた中級は私に助っ人を要請してきた。
中級にも助けを求められたから、誰が放っているのかを調べているのだが。
そのタイミングになかなか遭遇しないため、どうしたもんかとすごく悩んでいるところだった。
ヒノエ「ん〜、払い屋じゃないのかい？」
『さぁね〜、実のところ何にも分かってないの。』
もう一度探してくるーとヒノエに言って、中級たちのいた場所に戻る。
『誰なんだよ〜？』
そんなことを思っていると、上から再び低級の妖が降ってくる。
まぁもう慣れっこなのだけど。
最初は思いっきり踏んづけられたけどな！！
『毎回毎回飽きないね〜。』
「A様！！お願いします！！」
「我らを助けてください！！」
『そう言われてもね、どこにその人がいるのか分からないんだよ。』
「こっちです！！」←
『もうちょっと早く言え』
知ってるんかい、と心の中でツッコミながら低級たちについていく。
ガサガサと茂みを分けた先にいたのはお坊さんだった。
「はて？」
『ん？？』
お寺の住職さんみたいな格好をしていらっしゃる人がいた。あれ、この人払い屋なんかじゃなさそうだぞ？
『あの、すみまs…「止まれ三篠っ！！！」うわっ…！』
ﾄﾞｻｯ
夏目「と、止まった…。」
ニャンコ先生「この未熟者め！！バカ者が！！」
何が止まったのかは知らないが、どいてくれ重い。
そこの太った猫や、青年に抱きしめられているか弱い女の子の方にも目を向けてくれ。←
『いったぁ…これはいきなり過ぎるでしょぉ……。』
夏目「え…、」ﾊﾟﾁｯ
『ん？』ﾊﾟﾁｯ
ようやく気づいた様子のこの青年、
見つめなくていいから、とりあえずどけ。←
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神楽 林檎 - とっっっても面白いです!!投稿頑張って下さい!(ここで宣伝します)私『どっちが強いかしら？【鬼滅の刃】【東京喰種】』とゆうのを書いてます！是非読んで下さい！ちなみに失敗作があるんですが、同じ題名なので･･･1話だけのが失敗作です。 (2020年5月13日 14時) (
レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - とても面白かったです。勉強頑張ってください。投稿楽しみにしています。 (2020年5月12日 8時) (レス) id: 4672972585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年3月26日 3時
