ワンピースの世界に行ったらとりあえずご飯 その2

48日目 ページ10

女の人ばかりに囲まれているサボに、


我が弟はみんなイケメンだなぁと思い、凝視していると、


サボ「ん？」ﾊﾞﾁｯ


『おぅ…』ﾊﾞﾁｯ


コアラ「んー？Aちゃんどうしたの…って、あーサボくんと目が合っちゃったかー。いってらっしゃい。」


ﾄﾝｯ


『えっ！？コアラちゃん！！？』


なにその目が合ったら即座に勝負！みたいなノリはぁ！！？←


サボ「おっ、さっきの旅人じゃん！！勝負しよう！」


いや、どんなノリ？？


コアラちゃんに押されてつい前に出てしまったせいで、余計目立ってしまった。


『まぁ別にいいけども…。』


サボ「それじゃいくぜ！！」


ﾌﾞﾝｯ


『うわっ！いきなり鉄パイプ本気で振るなよ！！』


サボ「避けれるだけの余裕があるってことだろ？」


ｶﾞﾝｯ


『違うわ！！！』


とりあえず蹴り返す！！


ﾄﾞｺﾞｯ


めっちゃ鈍い音した…。


サボ「ぐっ！」


ここで謎に姉だましいに火がつく。


『おいでよ、これからでしょ？』


サボ「いうじゃねェか。」


サボは回し蹴りの後に体制を立て直し、そのまま鉄パイプで仕留めようとしてくる。


それを武装色で受け止めるわたし。


だんだんいい感じに盛り上がってきたところに、


ドラゴン「そこまで！！」


『はぇ！？』


サボ「は！？」


ﾄﾞｶﾞｺﾞﾝｯﾊﾞｷｯ←


凄い音がしたが、


お互い中途半端なところでドラゴンさんの声に反応したために、攻撃の威力を抑えられず、周りの木を倒してしまった。


やらかしたー。


その時、強い風が吹いた。


ﾊﾞｯｻｧｧｧ


あれ、前にもこんなことなかった？←


サボ「！！？姉貴……？」


風が強くて、わたしにはサボがなにを言ったか分からなかった。


「「「白ひげ海賊団0番隊隊長のA！！？」」」


『あっ、どうも』←


コアラ「バレちゃったね〜！！サボくん！この人はAちゃんだよ！」


そんな紹介めいたことしなくても…。


ｺﾂｺﾂ


なにを思ったかサボがこっちに向かって歩いてくる。


下を向いているために、表情までは見えない。


『サボ …？』


サボ「っ！……姉貴！！！」ｷﾞｭｯ


『え……？』


突如として抱きしめられ、自分が姉であると言われたことに対して大きく目を見開く。


サボ「ずっと…会いたかったんだ…！」


「「「「姉貴〜〜〜〜！！？？！？」」」」


え、え、ちょっと待って。


わたし記憶喪失になるようにしたのに…。


どゆこと…？←困惑

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