49日目 ページ11
サボside
おれは帰ってきて早々、勝負を申し込まれそれを受けた。
相手は一発で終わりだったが、
まだまだ弱くて、伸び代があるやつだった。
女に囲まれて鬱陶しく感じてきた頃、
ふと、上を向いた時に観客の中にさっきの旅人がいることに気づいた。
そちらをみると、向こうもこっちを見ていたようで、
サボ「ん？」
『おぅ…』
コアラがおれと目が合ったら即座に勝負みたいなことを言い出した。
そんなに戦闘狂のつもりは無いのだが。
革命軍に入るのだから、どうせなら今ここで実力を測ったほうが良いだろうと思い、
サボ「おっ、さっきの旅人じゃん！！勝負しよう！」
？“サボ‼勝負しよう‼“
サボ「……？」
そう言った時、昔どこかで誰かに同じことを言われたような気がした。
『まぁ、別にいいけども…。』
サボ「それじゃいくぜ！！」
ﾌﾞﾝｯ
とりあえず、どれぐらいの強さか分からないので思い切り鉄パイプを振ってみた。
『うわっ！いきなり鉄パイプ本気で振るなよ！！』
そう言うが…、
サボ「避けれるだけの余裕があるってことだろ？」
ｶﾞﾝｯ
『違うわ！！！』
そう思っていたら、思い切り蹴り返された。
その力は凄まじく、
ﾄﾞｺﾞｯ
サボ「ぐっ！」
『おいでよ、これからでしょ？』
そう言われ、この旅人は並大抵の奴では無いと悟った。
それとともに、どこか酷く懐かしい感じがした。
サボ「言うじゃねェか。」
おれは回し蹴りの後に体制を立て直し、そのまま鉄パイプで仕留めようする。
が、相手もそれを武装色で受け止める。
だんだんいい感じに盛り上がってきたところに、
ドラゴン「そこまで！！」
『はぇ！？』
サボ「は！？」
ﾄﾞｶﾞｺﾞﾝｯﾊﾞｷｯ←
お互い中途半端なところでドラゴンさんの声に反応したために、攻撃の威力を抑えられず、周りの木を倒してしまった。
その時強い風が吹き、相手のフードが取れた。
そのフードの下の顔を見た瞬間、おれはフリーズした。
その顔が、紛れもなく自分の姉そっくりだったからだ。
黒い髪に金色の瞳という特徴的な容姿。
忘れるはずがなかった。
あの時、おれをあの国から救い出してくれた、姉弟になった、共に遊び、勝負した姉だった。
『サボ …？』
そう、自分を呼ぶ声がそっくりで、どうしても泣きたくなった。
サボ「ずっと…会いたかったんだ…！」
あぁ酷く懐かしく感じたのはきっとこのせいだ。
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彼岸花 - 夢主ちゃんは青雉を殴っていいと思います！喉が壊れたら痛いですからね！喉が！ついでに赤犬もぶっ飛ばしちゃえ！更新楽しみにしています！ (2020年3月13日 18時) (
レス) id: 20dc08c091 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花 - テスト頑張って下さい！コロナとかにも気をつけて下さい！ (2020年3月2日 13時) (レス) id: 20dc08c091 (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - テスト頑張ってくださいねー 更新楽しみに待ってます（笑） (2020年3月1日 17時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
ワンピース - コロナに気をつけてしっかり予防して、テスト頑張ってください！次の更新楽しみに待ってます！ (2020年3月1日 15時) (レス) id: 70f5e9bde8 (このIDを非表示/違反報告)
寿 ライラ(プロフ) - テスト頑張って下さい！！コロナにも気をつけて下さい！！次の更新楽しみに待ってます！！ (2020年3月1日 12時) (レス) id: 1da6641f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年2月18日 14時
