マネージャーって大変なんですよ。【3】 (ページ35)

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第130話 2試合目ページ35

関東大会2回戦当日

『…眠い』←

大石「こら」

『スンマセン』

今日の対戦相手は緑山中。

関東大会出場校のうち、全国大会へ行けるのは6校のみ。

この試合に勝てばベスト4進出となり、全国大会への切符を手にすることが出来る。

そしてオーダーが発表される。

D2、乾・海堂ペア

D1、菊丸・桃城ペア

S3、越前

S2、河村

S1、不二

ところで、心理テストやったわりには全然変わらなかったですね。

菊丸「氷帝戦と変わってないにゃー」

大石「うん、ありゃ無駄だった。失敗だったね。」

と、キラーンと笑顔で言うのを見て、ボウリング以来やっぱ変わったなと思うのであった。

緑山中はなんかすごく眠そうで、、、というかくせ強すぎメンツである。

…人のこと言えんけど。←

ライトの柱めがけてローテーションで壁打ちをしているところを見るに、実力は確かなんだろうが。

ｶﾝｶﾝｶﾝ

『…ﾁﾗｯ(エッ、芝さんがなんか写真に釘打ってんだけど、何あれ五寸釘…？いや、怖い怖い怖い…。)』

てかあれだな、私に見られてる時点で呪いは無効だな。……いや、やめんかい。

そして緑山中はコーチもくせ強かった。

日本選手権４連覇の経歴を持つ気楽泰造がコーチなのだが、

少しだけ整った口ひげを生やし、帽子にサングラスという風貌がちょっとクセ強い…気がする(偏見)

準々決勝はダブルス1.2シングルス3の３試合が一気に行われる形式。

というわけで、私はD2の試合を見に行こうと思う。

というかベンチコーチなんですけどネ。

乾先輩が宜しくと言うが、相手はそそくさと後ろを向きコソコソ…。

別にいいんだけど、海堂キレたらめんどくさいんだからね？？？←

で、青学のサーブから試合が始まる。

ﾊﾞｺﾝｯ

乾先輩はいきなり超高速サーブを放つ。

相手の片方は見えなかったみたいだが、もう片方が見えていたみたいで、

高瀬「気楽コーチの方が速くない？」

と冷静な様子。

その言葉通り、次のサーブはしっかりと返してきた。

が、海堂がすかさずポーチに入って２人の間を綺麗に抜き去った。

『さすがー。』

その後も高速サーブが決まり、カウントはあっという間に４０－０

青学側は大盛り上がり。

ところで、

……弱くないですか。←

と様々な面で思うのは私だけでしょうか。