第123話 裏切り者め笑 ページ28
そして、
各自ボウリングの玉を選び、
全く楽しくないボウリング大会が始まった。
桃はテニススタイルと同じくパワーで押す感じで見事に中心を捉えたが、スプリット。
桃「セーフだぜ…。」
越前は右のピンの端にあてるが、ピンアクションに好かれず。
今度は海堂の番。
海堂「フシュー…!?」
テニスと同じくスネイクみたいな投球を見せるが、曲がりすぎてガーター。
そりゃスネイクは無理だよ。
乾先輩は後ろから青酢をスッと差し出す…
海堂「ぐわぁっ!!」
続いて不二先輩、
テニスではコントロールはピカイチなのだが、ボウリングは初めてだそうで…。
不二「あ、ガーターだ。…(ゴク……バタン」←倒
菊丸・九条「『ひえ……;』」
乾汁を美味しいと言って飲んでいた不二先輩までもが今回の汁を飲んだ途端、バタンと倒れた。
青酢恐るべし…。
今度は乾先輩の番だ。
自分で用意して自分で飲むって最高かな?
笑ってやろ(悪魔)
乾「角度は……(ボソボソ」←めっちゃ計算中
カタン…
乾「………。」
ガーターにこそならなかったものの、左端の1本をポクっと倒しただけだった。
入射角やらスピードやらいろいろ計算して投げたつもりだったのだが、どうやらボウリングも理屈ではないようだ(キリッ
笑いそう(大魔王)
しかしそんな中飛び抜けてるヤツらが2人…
大石先輩と竜崎先生はストライクを連発。
なんと彼らはマイグローブを持つまでのボウリングマニアだったのだ。
なんてやつだ。←
それに負けられないとなんか火がついたのが越前・桃城ペア。
……アンタら張り合うとこ違くね?
あ、でも重度の負けず嫌いなんだったな。納得。
そしてとうとう私の番が回ってくる。
『無理無理あんなもん絶対飲みたくないしっ…!』
意を決してボウリングの玉を投げる。
すると端っこ2ピンを残してスプリット。
『よっしゃーセーフ…。』
負けん気が強い越前と桃に、まだまだだねぇ〜、どーん!と言って2人を挑発している。
菊丸・九条「『……なんかあそこだけ盛り上がってね?』」
乾「………」
忘れ去られていく私と菊丸先輩と乾先輩であった((
209人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒薔薇(プロフ) - 夢萌さん» ありがとうございます! (2021年2月15日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
夢萌 - 面白い。更新ファイトです。 (2021年2月14日 23時) (レス) id: de254ea931 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 鬼灯さん» 有難うございます! (2021年2月13日 1時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - わー!!Part3だ!!とっても面白くって一気に全部読みました!!更新頑張ってください!! (2021年2月12日 21時) (レス) id: 6816aad330 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒薔薇 | 作成日時:2021年2月12日 19時