マネージャーって大変なんですよ。【3】 (ページ25)

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第120話あと100ゲームページ25

第6試合はより激しい打ち合いへとなっていく。

2人とも大技を出しまくったりとそろそろどっちかの体力が切れるのではーと思うぐらい。

向こうで堀尾がドン引きしてるぞ。

今度は越前がドライブBで反撃し、ゲームカウント２－１とリードする。

お互いハイテンションハイペースだ。

真田「まさに両校の次世代を担う若獅子対決、お互いペース配分なんてもんは考えてない！自分の持てる力…大技をハイペースで繰り出している。」

うんうんハイペースハイテンションね←

柳「見ていて気持ちいいな。」

切原「ほんとに見えてるんスか？笑」←

ｺﾞﾝｯｯ

『エッアホじゃん…』

氷帝レギュラーの面々は手が震えていたが、武者震いだろう。

そりゃこんな清々しい試合見せられたら、試合してぇ！ってなるに違いない。

跡部「(何としても勝て…！)」

日吉「チビ助…まだ10ゲームはいける！」

越前「ふーん、オレは20ゲームはいけるけど？」

越前ってチビ助って言われてんだ…

日吉若ネーミングセンスあるぅ(悪口)

お互い気持ちの面では全く引けをとってないが、流れは完全に越前に傾く。

ドライブBを躊躇なくどんどん繰り出す。

不動峰の面々は最後まで体力が持たないと思ってるみたいだけど、それはどうかなと言いたい。

確かに緩急をつけ始めている日吉は大人のテニスと言えるだろうが、越前はペースを落とす気配がない。

『…ドライブBばっかり(ﾑｽ』←

ほんとこれでもかっ！ってぐらいドライブBを打ちまくる。

日吉はそれに手も足も出ない状況。

補欠だったから、試合したくて仕方なかったんだな。

不二「あれが本来の彼のベストなテンションなのかもしれない。」

越前「…先輩！」

『ん？えっわわっ！おい投げんなよ！？』

越前は汗をかきまくったせいか、帽子をポイッと私に向かって投げる。

そして日吉に向かって一言。

越前「あと100ゲームやる？」(ﾆﾔｯ

日吉「！？」

いやー越前のベストテンション怖いねえー。

―――――――――

そしてあっという間に試合は終わった。、

『清々しかった、なんか、うん。』

越前「勝ったけど……。」

氷帝の観客たちは口をあんぐり開けたまま呆然としてしまっている。

大丈夫ー？

それからすぐに両校のチームが整列し、礼を言う。

青学・氷帝「「ありがとうございました！！！」」

これで波乱だった第1試合、突破だ