第38話 ハードすぎる ページ39
次の試合は大石先輩vs桃。
今度の試合は桃城が押す形となり、パワーに押された大石がボールを上に弾いてしまう。
そこにすかさずジャンプしてダンクスマッシュ。
そして大石先輩もコート外へ全力でダッシュするのだった。
菊丸「『ﾊﾊﾊ…;』」
次は手塚先輩vs不二先輩
手塚先輩と不二先輩の試合はあっという間に終わってしまったー。
手塚先輩はちょっと本気を出した模様。ふむふむ。
手塚「当然だ。」
とクールにかっこ良く締めているが、やはり部長もジュースを飲みたくなかったのか。普通はそうだよな。
で、不二先輩はそのジュースを美味しそうに飲むのでした。
菊丸「『いやいや…え？;』」
九条と菊丸は顔を見合わせて再びサーッと顔を青くするのだった。
次の試合は菊丸vs越前。
絶対飲みたくないという気持ちが強いのか菊丸先輩がまずしかけた。
越前はライン上を狙ういいショットを打つも、菊丸は得意のアクロバティック戦法で難なく取る。
完全に足が地面から離れるヘッドスライディングのような体制ですがすぐに立ち上がれるところはさすがだ。
越前は同じ方向に再度ラインを狙う意表をつくショットを打ったと思ったら、菊丸は今度は体ごと後ろに倒すような体制で自分の後ろのボールも余裕で拾い、
逆に越前が意表を突かれる。
乾「本来全面側は敵の攻撃をいかに粘って凌ぐかの練習なのに…特製汁が裏目に出たカナ…」(真顔)
『間違いなくですね。』(真顔)
ふと越前が前に出る。
全面側は前に出るとコート全体を守らなくてはならないため、不利になる。
菊丸先輩はジャンプしながらロブをあげた。
しかもいった場所は乾先輩とボールが入ったカートがある場所。
越前なら追いつけそうなものだが、その障害物があるとかなり厳しそうな様子。
でも越前は構わず突っ込み笑みを浮かべこう言い放った。
越前「一回やってみたかったんだよね。」
越前がやって見せたのはアクロバティックの王道・股抜きショット。
難しい上にかなり絶妙なショットだったので、菊丸はなんとかジャンプしてギリギリ届いたという感じだった。
ここから追い上げかと思われたが越前は既に5球凌がれていた。
越前「…ｺﾞｸﾝｯ……〜〜〜〜！！！」←ダッシュ
結局、越前もコート外へダッシュするのだった。
乾「さて、最後は九条だ。」ｷﾗﾝ
『ひぇ。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇 | 作成日時：2021年1月14日 1時
