事務所じゃなくてプロダクション ページ37
『はぁー。兄弟かあ。』
七瀬陸と九条天、このふたりが兄弟となれば、この事実を上手く使うことで大きな反響を呼び起こすことができるだろう。
逆に、潰しあってしまえば生き残るのはどちらか一方だ。
『考えていても仕方ないか…。』
ちょうど今日はアイドリッシュセブンの新曲が出たということで、音合わせやらリズム合わせというプロデュースの予定が入っていた。
というわけで、そろそろ時間だし小鳥遊事務所に行くとしよう。
——————
小鳥遊プロダクション
『あれまってよくみたら、小鳥遊事務所じゃなくて小鳥遊プロダクションか。』
衝撃。
今まで小鳥遊事務所だと思っていたが、プロダクションだった。ガッツリ書いてあったのに全然気づかなかった。
ということは八乙女事務所も八乙女プロダクション…？
『はははまじかよ。誰か教えろよ。』
天も楽も龍も、姉鷺さんでさえも教えてくれなかった。酷い。
ｽｰｯと扉がスライドし、中へ足を踏み入れる。
『お邪魔しまーす。』
万理「Aさん！お待ちしてましたよ！今ちょうどみんなお昼ご飯を食べているところです。この前と同じレッスン室にいます。」
『あ、万理さんお久しぶりです。ありがとうございます。伺いますね。』
すぐ出迎えてくれたのは万理さんだった。さすが事務員素晴らしい心がけ。
万理「道は分かりますか？」←
『危ういのでお願いします』←
方向音痴は健在だ。
———————
ｶﾞﾁｬ
『こんにちは〜？』
壮五「Aさん！お久しぶりです！この前のTRIGGERの演出素晴らしかったです…！」
三月「ほんとにな！かっこよかった！」
『皆さんお久しぶりです。ありがとうございます。』
先に声をかけてくれたのは壮五さんと三月さん。
大和「Aさんこの間ぶりッスね〜。」
環「A…サンいま飯食べてるから待って。」
ナギ「ハァイレディ♪」
環くんはまだお昼ご飯を食べていて、大和さんはメガネを拭いたり、ナギさんはダンス用の鏡でルックスを確認している。
『あれ…陸さんと一織さんは…？』
壮五「あぁ、さっき出ていったけどすぐ戻ってくると思います。最近陸くんは息が上がることが多くて…。」
『あー…』
心当たりしかない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アイドリッシュセブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒薔薇(プロフ) - てんさん» 桜春樹さんは居ない訳では無いです。夢主は曲を1から考えているのではなく、作詞作曲されたものに音をあとから付けるという仕事で進めております。思いつきで書き出したので原作と異なる可能性になることはご了承ください…申し訳ないです😔 (9月16日 2時) (
レス) id: ea54e79b90 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - てんさん» アドバイスありがとうございます。環くんの夢主への呼び方は確かに気になっていた部分ではあるんですが、一応夢主は年上なので頑張ってさん付けで呼んでる体で書いてます(ᐡ ′̥̥̥ ˙̫ ‵̥̥̥ ᐡ) (9月16日 2時) (レス) id: ea54e79b90 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 楽しい作品ありがとうございます！桜さんの設定と環くんの〇〇さんと言う呼び方が気になりました…!(夢主)基本的にあだ名で呼ぶので、〇〇っちとかの方がしっくりくるかもです。でしゃばった意見失礼しました💦 (9月15日 23時) (レス) @page24 id: 1e484c0e48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇 | 作成日時：2023年9月5日 2時
