方向音痴も大概に ページ4
ぐぅ…
まずいお腹がなる、とてもまずい。
小鳥遊「お待たせしました。Luiさん。」
『いいえ。お忙しい中、突然すみません。ご依頼頂いた仕事をお引き受けすると共に、顔合わせに参りました。』
小鳥遊「！ありがとうございます。顔合わせですか…。Luiさんにはここに今期待の新人がいることは、お見通しなのですね。」
はははっと朗らかな笑みをたたえながら小鳥遊さんは言う。
『ふふっ、うちの情報網は侮れませんよ。』
小鳥遊「おかしいなぁ。Luiさんは事務所に所属していないのにどこから情報を仕入れているのかな？」
『ナイショです。』
バチッとウィンクを決めながら言うと笑われた。
すいませんビジュアル的に宜しくなかったですね以後気をつけます(((((((
心の中で懺悔していると、どこからか走ってくるような音が聞こえた。
紡「ｯ社長…オーディション終わりました。」
小鳥遊「もう選んだのかい？さすがだね、だけどここにはお客様がいるから後ででもいいかな？」
紡「あっ…すいません！」
『いいえ、私は少し彼らに会ってきます。どうせあとから顔合わせしようと思っていたところですし。ごゆっくり。』
そう言ってソファを立ち上がる。
彼女の後ろ姿越しに見えた社長の顔は少し真剣味を帯びつつも、嬉しそうな顔をしていた。
彼女のオーディションがどう影響するのか、楽しみだ。
——————————————
そして迷って迷って1時間……
別にそんなに広くもない事務所で迷うなんてなんてざまだろうか。方向音痴も大概にして欲しい。
むむ…どうしたものかと悩みに悩んでもう一度来た道を戻ろうと思い振り返ると、
『あ、』
紡「あっ…さっきの、！私小鳥遊事務所の新人マネージャー、小鳥遊紡と申します！！」
『はじめまして。演出家兼バンドマンのLuiと申します。以後宜しくお願い致しますね。』
やっぱり小鳥遊さんの娘さんだったか。可愛い。兎。
ほわほわしている紡さんを見てさらにほわほわしていると、どこからともなく紡さんを呼ぶ声が聞こえてきた。
陸「マネージャー！！」
壮五「マネージャー？どこいったのかな…。」
紡「あ！おふたりとも！私はここです！！」
その声に反応して振り返った2人の印象は赤と紫だった。
そして顔がいい。
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黒薔薇(プロフ) - てんさん» 桜春樹さんは居ない訳では無いです。夢主は曲を1から考えているのではなく、作詞作曲されたものに音をあとから付けるという仕事で進めております。思いつきで書き出したので原作と異なる可能性になることはご了承ください…申し訳ないです😔 (9月16日 2時) (
レス) id: ea54e79b90 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - てんさん» アドバイスありがとうございます。環くんの夢主への呼び方は確かに気になっていた部分ではあるんですが、一応夢主は年上なので頑張ってさん付けで呼んでる体で書いてます(ᐡ ′̥̥̥ ˙̫ ‵̥̥̥ ᐡ) (9月16日 2時) (レス) id: ea54e79b90 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 楽しい作品ありがとうございます！桜さんの設定と環くんの〇〇さんと言う呼び方が気になりました…!(夢主)基本的にあだ名で呼ぶので、〇〇っちとかの方がしっくりくるかもです。でしゃばった意見失礼しました💦 (9月15日 23時) (レス) @page24 id: 1e484c0e48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2023年9月5日 2時
