再び小鳥遊事務所へ ページ13
『ちょっと出かけてくるわ。』
千のパスタを食べ終え、立ち上がる。
先程電話をくれた紡さんによれば、フライヤー配りやサイトの立ち上げ、チケットの予定などなどやることが多いらしい。
まぁ初ライブなんてそんなもんだわな。
千「どこ行くの？」
『ん？7人の新人ちゃんのところ。』
百「7人！？めっちゃ多いね！」
『ねー珍しいけど、向こうも向こうで個性爆発してるからまぁ上手く行けば良い感じになるんじゃない。』
千「会うのが楽しみだね。」
『あんたらまではまだ遠いわ。』
なんたってデビューもまだなんだから。
『じゃ行ってくる。』
千「行ってらっしゃい。」
百「気をつけて！」
岡崎「お気をつけて〜！」
やっぱり我が家()
——————————————
小鳥遊事務所レッスン室
ｶﾞﾁｬ
『おじゃましまーす。』
陸「あ！Aさん！｣
壮五「お久しぶりです。」
『昨日ぶりだけどね。』
見渡した感じ、みんな揃っているようだ。
事務員の大神さんは既にいて、紡さんもあとからすぐ来るらしい。
紡さんから受け取っていた曲を手渡す。
『じゃこれ歌詞ついてる曲ね、みんな受けとって。』
ナギ「サンキューです！」
一織「ありがとうございます。」
三月「おぉこれが俺らの曲…！」
今から決めるのは歌い分けと、実際に合わせをすることだ。
もしかしたら紡さんが既に歌い分けを考えているかもしれないが、最初っからその通り上手くいくなんて有り得ない。故の練習。
歌の上手さもリズム感も纏う雰囲気もひとりひとり違うだろう。
初ライブまで時間が無いので急がなければ。
紡「遅れてすみません！！！」
壮五「大丈夫だよ、マネージャー。今曲を受け取ったところだから。」
紡「じゃあ歌い合わせからお願いします！」
大和「っと…誰から歌うんだ？」
紡「あ…。」
決めてなかったんかーい。まぁ紡さんも初マネージャーだから仕方ないな。うんてか社長もなんかアドバイスしろよ。
我が子を崖に突き落とすなよ。ライオンじゃないんだから。。
一織「しっかりしてくださいよマネージャ…。」
大和「しゃーね、1人ずつ歌ってみるか、まず陸からな。」
陸「あ、はい！じゃあ…いきます！」
“〜♪♪♪”
『！こりゃ…とんでもない逸材だな…。』(ﾆﾔ
陸の歌声は他に類を見ないほど飛び抜けていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アイドリッシュセブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒薔薇(プロフ) - てんさん» 桜春樹さんは居ない訳では無いです。夢主は曲を1から考えているのではなく、作詞作曲されたものに音をあとから付けるという仕事で進めております。思いつきで書き出したので原作と異なる可能性になることはご了承ください…申し訳ないです😔 (9月16日 2時) (
レス) id: ea54e79b90 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - てんさん» アドバイスありがとうございます。環くんの夢主への呼び方は確かに気になっていた部分ではあるんですが、一応夢主は年上なので頑張ってさん付けで呼んでる体で書いてます(ᐡ ′̥̥̥ ˙̫ ‵̥̥̥ ᐡ) (9月16日 2時) (レス) id: ea54e79b90 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - 楽しい作品ありがとうございます！桜さんの設定と環くんの〇〇さんと言う呼び方が気になりました…!(夢主)基本的にあだ名で呼ぶので、〇〇っちとかの方がしっくりくるかもです。でしゃばった意見失礼しました💦 (9月15日 23時) (レス) @page24 id: 1e484c0e48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇 | 作成日時：2023年9月5日 2時
