102日目 ページ23
エースの叫びに、Aはこう応えた。
“大丈夫だ” と、
”必ず助ける” と――。
ｽﾀｯとその場に着地したAとミホークはお互いの剣を構え直す。
『………。』
ミホーク「………。」
お互いの睨み合いが続いていると海兵達が思ったその瞬間、突然2人の姿が消える。
ｶﾞｷｨｰﾝｯ
ﾄﾞｺﾞｫｫﾝｯｯｯ!!
2人が剣を交えた瞬間、凄まじい爆風が巻き起こる。
ミホーク「やるな。」ﾆﾔ
『そりゃどうも』ﾆﾔ
この2人は消えたのではなく、一介の海兵には速すぎて見えなかったのだ。
再び剣を交える2人だが、凄まじい爆風が巻き起こるだけでお互い傷一つ作らない。
つまり、どちらも一向に引かないのだ。
しかも爆風は周りを大きく巻き込んでいる。オヤジの位置まで届く程の爆風だ。
それはこの2人、世界一の剣豪ミホークと白ひげの娘Aの剣が交わる事の凄まじさを物語っていた。
＿＿＿＿＿＿
地震、津波、氷に光、タイヤモンドに不死鳥、マグマ…そして、世界一の剣豪と対峙している白ひげの娘。
シャボンディ諸島のモニターでこの戦いを見る人々は、あまりの次元の違いにこの世の終わりを見ているようで言葉を失った。
こんな能力を持つ奴らに支配された世界に生きている現実を、人々は突きつけられたのだ。
マグマが鎮まった湾では、敵味方入り乱れての壮絶な乱闘が続いていた。
＿＿＿＿＿＿
海兵「うわああああ!!!」
海兵「!!?」
混戦を破ったのは、白ひげ海賊団の一員で”国引きオーズ”の子孫「リトルオーズＪｒ．」だった。
その巨体は巨人族の倍は軽く越える。
巨人族でも見上げるデカさのリトルオーズに、一般海兵は手の出しようがなかった。
「オーズが湾内への突破口を開いたぞォ!!!」
「Aさんとオーズに続けェ〜〜!!!」
『……!!!やっと破ったかｯ!!!』
ミホーク「お主とはまたいずれどこかで剣を交えたいものだ!!!敵味方関係なくなｯ!!!」
ｶﾞｷｨｰﾝ
『もちろん大歓迎』ﾆﾔｯ
ｽﾞｶﾞｧｧｧﾝｯ!!!
Aはミホークに斬撃を放ち、ミホークとAの間を塞ぐ。
オーズが殺られるのを黙って見ている訳には行かない、そう思ったのだ。
Aは一度オーズがいる所まで引いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 802人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - 泣いちゃうかも（） (12月26日 14時) (
レス) @page42 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - ミホークの攻撃まで妹ちゃんの仕業にされてるｗ面白かったです！ (2023年4月12日 18時) (レス) @page36 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
コリー - 1からみてきました！とてもおもしろかったです！体調くずさず勉強頑張ってください！(・▽・♭ (2020年12月8日 1時) (レス) id: 40d23dab50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2020年10月4日 18時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
妖狐 - 初コメです。受験がんばってください。 続きとてもなのしみにしています。 !(^^)! (2020年5月21日 19時) (レス) id: a8c53d699d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年3月18日 2時
