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ごはん ページ13

仕事終わり、会社を出て駅まで歩いていれば、ぽろんっ、と鞄からバイブと共に音がなる。人の迷惑にならないように道の端に寄って画面を光らせれば、もう20年ほど付き合いのある幼馴染からの連絡。

そんなに頻繁ではないけれど、同じ社に所属している人達とごくたまにご飯に行っている。主に明那の誘いにのってしまって会ってるだけやけど…


明那A仕事終わったらいつもの店集合な〜!今日もふわっちとまゆと俺とAの4人でご飯やから!


はーい


幼馴染からの連絡に一言返信をいれて浮かれながら駅に急ぐ。今日は何を頼もう、この前いったお店のお通し美味しかったな…といろいろと考えればぐぅ、とお腹から音が鳴る。

『(お腹すいたなぁ…)』

夜19時を過ぎて、空はもう真っ黒になって都会のビルの光がやけにきれいにみえて、疲れた体にはほんの少しの癒やしにさえなる。今日も厄介なお客様が来たなぁ…と一日の出来事を思い返して、疲れた日はお酒を浴びてゆっくりと過ごしたくなる。お店についたら梅酒あたり飲みたいなぁ

ご飯を食べに行く日は私の仕事が休みの前日が多いから今日はいっぱい飲めるなぁなんて呑気に窓の外を眺めていれば、最寄りの駅につく

人の流れに身を任せるまま、改札を通れば、見覚えのある人達が目の前にやってくる

「Aさん。こんばんは」

「やっほ〜Aちゃん」

『あえ゙っ…ど、うもこんばんは…まゆ、ずみさん…ふわさん…』

黛「うん、明那ちょっと遅れるらしいから、一緒に行かないかと思って」

『えっ、す、すみませんわざわざ…待っていただいて…』

不「にゃはは、いうて俺らもついさっきついたからそんな待ってへんよ。はよいこ、俺お腹空いたわぁ」

黛「そうだね。明那から先に行っといてって来てるから行こうか」

『お、おす…!』

もう何度も一緒にご飯をたべているといってもやはりそう簡単に過去のトラウマは拭いとれなくて、今もずっと緊張してしまう。目の前で楽しそうに話す二人と一人、唯一助けになる明那がいないことに心臓が痛くなる…明那来るまで耐えれるかな私

・→←【切り抜き】歌ってみたの話かと思いきや後輩の話になってしまう降夜



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夏海(プロフ) - ええええさん» 嬉しいです、ありがとうございます…!! (2023年2月14日 23時) (レス) id: 2e5e051f33 (このIDを非表示/違反報告)
ええええ - めちゃおもろ、、更新頑張ってください! (2023年2月14日 23時) (レス) @page9 id: 15a37274bf (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます!! (2023年2月6日 22時) (レス) id: 2e5e051f33 (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年2月6日 22時) (レス) @page5 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏海 | 作成日時:2023年2月6日 0時

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