氷柱【学園アリス】 (ページ25)

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彼氏？ページ25

俺はアリスを使った

教室を炎が包む

教室の氷が徐々に溶けていく

しかし再び凍ってしまう教室

「きりがねぇ」

Aは酷く混乱しているようで

しゃがみ込みボロボロと泣き続けていた

明智は特に慌てる様子も無く

頭を撫でている

周りは氷で包まれてる中

明智の周りのみ凍って無かった

こいつ無効化か

「どけっ」

俺は明智をを力一杯突き飛ばした

突き飛ばされたのが不服だったのか

明智は俺に怒りをぶつけてくる

しかし、

明智の言葉は俺の耳には届かず

俺はAに駆け寄った

そのまま抱きしめ

大丈夫と言いながら頭を撫でた

落ち着きを取り戻したのか氷が無くなり始める

「僕のAに触らないでくれるかな」

そう言って明智は俺を睨みつけた

「違う…」

そう言いうと

Aは俺のことをじっと見つめ

頭を横にふるふると振り

明智の言葉を否定する

「何を言ってるんだ

あんなに愛し合ったじゃないか」