101話 天国に隕石が落下して氷河期が訪れたようだ ページ8
ゲートの外にバスを待たせているらしいので、そこまでのテレポートを提案したら「へろへろのくせに無理すんな」と断られてしまった。
んー、元気に振る舞ってたつもりだけどやっぱ態度に出やすいんだろうか私。
一定速度でゲートに向かい歩いていると、相澤先生がおもむろに「そういえば、」と話を切り出してきた。
「なんでこの前の爆豪ン時みたいに俺に直接カフスをかけなかった？ほら、筒状にくり貫いたコンクリートを胴にかけてたやつ。あれやった方が手っ取り早いだろ。」
『あれは爆豪くんを足止めできてたから、できた事でして、動き回る相澤先生相手じゃ…うっかり切断する恐れ、が。』
「そうか。課題だな、今後の。」
『…です。精進あるのみ。』
相澤先生とのんびり雑談だなんて天国か。自然と口元が緩む。
でもそれは「あと話は変わるが」と切り替わった話題までの話だ。
どうやら弔さんが私の家に出入りしている話が先生の耳に入ったらしい。大方勝手に作られた合鍵を使った現場でも誰かに見られたのだろう。
おかしいな、天国に隕石が落下して氷河期が訪れたようだ。
怒られる？最悪退学？いや最悪逮捕かな？犯罪者と思いっきり交流してますからね。
疑問系ではなく確信を持って弔さんの事を聞いてきてるので、これはヘタに誤魔化したり嘘ついたりしてはいけないやつかな。
ってなわけで最初に謝りました。黙っててごめんなさいと。
捕縛武器で絞めつけられながらめちゃくちゃ怒られましたあいたたたたた。
あ、これちょっと嬉しいというか気持ちいというかいや私マゾヒストじゃないけど。
『あの、弔さん
「お前なァ…。騙されてるかもしれないだろうが。」
『かもです…けど、でも、弔さんは私の大切な友人です。時々うんざりする事もされる、けど、基本的に私の事大事にしてくれるし…プライベートな事まで、その…干渉されるのはあの…。』
盛大にため息を吐かれお小言を追加でいくつかもらったが、どんな些細な事でも毎日報告する事と学校で起こった事今後の予定等を弔さんに話さないという条件で今回は反省文で済んだ。
退学逮捕を免れたのもそうだが、もう二度と会うなと引き離されなくて安堵している自分がいた。
死んでも口に出さないけどね。
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ほたる(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございます(｀・ω・)ゞ次回予告は勢いと矛盾を意識してギャグ90％くらいで書いてるので笑っていただいて嬉しいです(*´艸`*) (2017年11月12日 11時) (
レス) id: 3dd2c6dc8f (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - 次回予告で盛大に吹きましたwwwめっちゃ好きですw (2017年11月9日 21時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
庵 - そう。頑張ってくれるナラ、何でも良いヨ。 (2017年10月23日 22時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 水千 翔さん» ありがとうございます( ；∀；)他の方々より執筆はだいぶ遅いと自覚はしているのですが、そう言っていただけるとほわっとします(*´ω｀*) (2017年10月20日 17時) (レス) id: c559bfe8e5 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 庵さん» ありがとうございます！庵さん流ツンデレ激励と脳内変換して頑張ります！ (2017年10月20日 17時) (レス) id: c559bfe8e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2017年2月14日 14時
