144話 聞きたいのはやっぱり、 ページ4
お父さんとお母さんのプチ密会が終わったらしく、先生方の方に向き直っていた。
「ところでAは学校行きたいんだっけ？」
『え、そりゃまぁどうにかして在学させていただくよう説得するつもりだったし、行きたいよ。学校。』
「なるほどー。じゃあ頑張ってね！寮生活！」
『軽っ！？ちゃんと話し合ったんだよね！？』
「本人の意見を尊重しましょうって話になったの。ほら、貴女攫われて怖い思いしたじゃない？それなのに無理に通わせるのも…ねぇ？」
お母さんだけではいまいち信用ならなかったのでお父さんの方を向けば、こくりと頷き【辛くなったり不安を感じたりしたらいつでも相談してきていいんだぞ】と
お父さんがそう
お互い言葉にはしていないのに疑ったのがバレたらしく拗ねられた。ご機嫌取り戻すの面倒くさそう。
先生方のご用事はこれでおしまいみたいなので、ここからは私の我が儘で聞いていただく質問タイム。
の、前に。
ちなみにお父さんここまで一言も声を発していないけど私以上のコミュ障とかじゃないから。声帯手術して声出せないだけだから。
律儀にアイマスクまで持ってきたお父さんが座り直したのを確認し、本題を話し始める。
聞きたいのはやっぱり、弔さんの事。
私たちがあの場から離れる直前までは、確か先生さんが黒霧さんの“個性”を強制発動させてワープでどこかに行こうとしていた。
だがあの場にはオールマイト先生がいたし他のヒーローも駆けつけている。
逮捕されたという報道は流れてこないが、それはメディア及び一般向けの情報かもしれない。
関係者から直接、話が聞きたい。
「あの後死柄木にはまんまと逃げられてね、足取りが掴めていないんだ。逆に問うが心読少女、君のところに何かコンタクトはあったかい？」
「ちょ、オールマイトさん…！」
『いえ、特には…。実家調べて干渉してきたら絶交って言ってあるので。』
「小学生か…。」
意外と効くんですよ相澤先生。あの人なんかそういうの気にするから。
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Amuma - こんばんは！初コメ失礼します。夢主ちゃん面白すぎて大爆笑しながら、一気に読破しました。更新頑張ってください応援しています！ (2018年12月23日 23時) (
レス) id: 75d4b4369f (このIDを非表示/違反報告)
ゆともす(プロフ) - とても面白かったので一気に読んじゃいました…！更新待ってます(*^^*) (2018年9月1日 17時) (レス) id: 0710793742 (このIDを非表示/違反報告)
さーもんまりね(プロフ) - あ、あとおそらく特に推してるキャラが恐らく作者様に近くて、1人で勝手にヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉｲﾔｯﾌ-してます (2018年7月30日 22時) (レス) id: cf8a3e5bab (このIDを非表示/違反報告)
さーもんまりね(プロフ) - 学生さんとはやはり少し違っていて、いつもより新鮮な気持ちでヒロアカ夢小説を楽しむことができました。ありがとうございます!!続きを楽しみにしてます!! (2018年7月30日 21時) (レス) id: cf8a3e5bab (このIDを非表示/違反報告)
さーもんまりね(プロフ) - 1章から一気読みしてしまうくらい最っ高でした！多くのヒロアカ作品を読んできた私ですが、この作品は現在トップ独走中です。 (2018年7月30日 21時) (レス) id: cf8a3e5bab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2017年11月21日 11時
