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14話 ページ15

「静かになったね。」

「A二日酔いとか大丈夫なのか?」

「う、うん。大丈夫みたい。」

少し顔を赤くして挙動不審に返事をするA。俺は不思議に思い、顔を覗き込んだ。

「どうした?」

「えーといや…朝起きたら飛雄の胸の中で寝てたから……恥ずかしくて。」

Aはモジモジしながら言った。
うわ、俺そういえばあの後Aを抱きしめて寝たんだっけか?

「あっ……すまん。」

なんか俺まで恥ずかしくなってきた。

「え、あーいいんだよ。シングルベットだし、入れてもらったみたいだし。こちらこそごめん。狭かったよね。」

確かに少し狭かったけど、暖かかった。

「いや、暖かくてよかった。」

思ってたことを口に出してしまって、言ったあと後悔する。
よかった。とかヤったみたいじゃねぇか。

「それならいいや。私、体温は高い方だから。」

こいつが鈍感で心底よかったと俺は思った。

「じゃあ、私支度してくるね。」

Aはそう言い寝室に消えていった。

「俺も支度するか。」

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(「'ω')「カラオケェェェ!! - めっちゃ面白かったです!これからもどんどん頑張ってください!! (2018年1月16日 10時) (レス) id: ebcdd8e978 (このIDを非表示/違反報告)
夏ミルク(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます!!面白いが1番嬉しい言葉です!!及川さんかっこいいですよね!この作品やっと完結することができました!是非第二弾も読んで頂ければなぁと思います! (2016年6月30日 16時) (レス) id: cd92f3c289 (このIDを非表示/違反報告)
夏ミルク(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます!やっと完結することができました。応援ありがとうございました!第二弾も是非読んで頂ければ嬉しいです! (2016年6月30日 16時) (レス) id: cd92f3c289 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても、面白いです!!!私も及川さんが好きなのでこの小説、大好きです(≧▽≦)これからも頑張って下さい!応援してます!!! (2016年4月11日 23時) (レス) id: 436442ece7 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白いです。更新頑張ってください。 (2016年3月29日 14時) (レス) id: 47bba0b74f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏ミルク | 作成日時:2016年3月15日 22時

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