会えた ページ42
.
ココロによって救い出された面々は奇跡的に水を飲むことなく、すぐに目覚めた。(ココロの姿にショックを受けて仮死状態となった為)
ココロは人魚族だった事が判明し、人魚が30歳頃を境目に、尾ヒレが2股になるのだと知る。
…余談だが、サンジとウソップは大変ショックを受けていた。
それよりも。
ﾅﾐ「ロビン！！」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「ロビーーーン！！」
ナミとチョッパーがロビンに抱きつく。
あと少し、タイミングがずれていたら、もう2度と会えなかったかもしれないのだ。
そして、それはAも同じで。
ｻﾝｼﾞ「Aちゃんも無事で本当に良かったぜ…！！」
ﾅﾐ「本当に！心配したんだからー！！」
貴「助けてくれてありがとう。…レインの事も」
飛んできたサンジを跳ね除けて抱きついてくるナミの背中を何度か撫でて、Aは少し困ったように笑う。
ﾅﾐ「Aには色々言いたい事もあるけど…！でも、頼ってくれて嬉しかったわ！」
貴「…うん、だけど」
未だ目を閉じたままのレインの隣にしゃがみ、少し憂いの込められた眼差しで見下ろすAに、一同は首を傾げる。
貴「キキョウ、」
ｷｷｮｳ「はい」
貴「……ブラッドマン、という言葉に聞き覚えはないか？」
ｷｷｮｳ「ブラッド、マン？」
知らなさそうなキキョウと、この場にいるメンバーに、シアンから聞いた事を伝える。
ｷｷｮｳ「…私、戦いました。恐らくその、ブラッドマンと」
ﾌﾗﾝｷｰ「あのイかれた野朗共の事か」
ﾅﾐ「知ってるの？」
ｷｷｮｳ「ええ……確かにあれは…正気とは言えません。動けないほどの傷を与えても、まるでその痛みを無視して、戦い続ける…」
化け物、という言葉は飲み込んだ。
Aの顔色が、心なしか青くなっていったから。
ｳｿｯﾌﾟ「じゃあもしかしたらレインも…！」
ｿﾞﾛ「だがさっきまで普通に話してたぞ」
仮面の上からでも分かるほどに狼狽えだすウソップにゾロが言う。
ﾁｮｯﾊﾟｰ「今はただ、眠ってるだけに見えるぞ。それに、本当にAの血にそんな効力があるのかも分からないし」
ｻﾝｼﾞ「とにかく様子を見るしかねェな」
チョッパーとサンジもそう言うと、Aも小さく頷く。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 331人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (2023年5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (2023年4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
