私の敵 ページ11
場所は変わり、司法の塔バルコニー。
ロビンは巨大な滝を挟んで、麦わらの一味と対峙していた。
助けに来たと豪語する一味に対し、ロビンは拒絶の姿勢を貫く。
ﾅﾐ「ロビン…」
ｻﾝｼﾞ「ロビンちゃんもだが、Aちゃんも気掛かりだ…フランキーは居やがるのに、1人姿が見えねェ」
ﾙﾌｨ「おいお前ら！！Aは何処だァ！！」
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「教えるかブァーーーカ！お前らが粋がった所で結局何も変わらねェと思い知れ！」
高笑いするスパンダムは、自信の持つ力を挙げ始める。
CP9の強さ、正義の門の重みに続いて、バースターコールをかける権限について挙げた時、ロビンの顔色が変わったのを見逃さなかった。
20年前、バスターコールはロビンの故郷であるオハラを消し去り、その島の名は地図から消え去った。
ﾛﾋﾞﾝ「それを押せば何が起こるか分かってるの！？」
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「海賊がこの島から出られる確率が0になるんだ！」
ﾛﾋﾞﾝ「そんな簡単な事じゃ済まないわ！」
バスターコールは目的さえ見失う無情の力。
島が地図から消える。言葉にすれば単純だが、地図上に人の姿は見えない。
ただの紙である地図、その島で。実際にどれほど多くの人の命が犠牲になるのか。
軽々しくバスターコールを口にするスパンダムには、その重みが分かっていない。
ﾛﾋﾞﾝ「20年前……私から全てを奪い、大勢の人達の人生を狂わせた…たった一度の攻撃がバスターコール…！」
絶対に使ってはいけない、ロビンのトラウマを抉るその攻撃が、彼女にとって、やっと気を許せる仲間達に向けられた。
ﾛﾋﾞﾝ「私が貴方達と一緒にいたいと望めば望むほど、私の運命が貴方達に牙を剥く！」
麦わらの一味に向けて本心を吐露するロビンの脳裏には、何故かAの言葉が蘇っていた。
『1つだけ勘違いしている。仲間の事になると、ルフィ達の諦めの悪さは限度がない』
ーー違う、
ﾛﾋﾞﾝ「私には海を何処まで進んでも、振り払えない巨大な敵がいる！」
ーー例え、彼女にとっては仲間達がそうなのだとしても
ﾛﾋﾞﾝ「私の敵は…世界とその闇だから！……！」
ーー私にとっては、そんな都合の良い話は夢物語
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
