レッド ページ9
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「こちらへお入りください」
扉を開けたその先には。
「やっほー、お姫様」
赤い短髪に、あどけない笑顔を浮かべた男が、悠々とソファに腰掛けていた。
「久しぶりだね。お姫様の素顔を見るのは初めてかな？あの真っ白な刀を持ってないと、誰だか分かんないね！」
貴「お前…！」
スーツを着こなし、最後に会った時と若干雰囲気は異なるが、一見人の良さそうな笑顔も、少し高い声も、話し方も、よく覚えている。
貴「…Mr.イースター……！？」
「あー、そういえばそう名乗ってたんだった」
お姫様もあの時はハクって名乗ってたし、お互い仮面を被ってたねと、男は笑う。
「その名前はアラバスタで終わったんだ。バロックワークスも壊滅したしね」
貴「…政府の人間か、それとも…CLの」
「あれ、CLって壊滅したんじゃなかったっけ。聞いてない？」
『姫君が逃げてから色々とありましてね。CL自体は解体されていますから』
ロングリングロングランドで会ったシアンの言葉を思い出す。
「まあでも似たようなもんかな。俺はシアンさんの直属の部下、レッドっていうんだ。改めてよろしくね！」
お姫様も座りなよ、と促され、Aはローテーブルを挟んで、レッドの向かい側のソファに腰掛けた。
貴「レインはどこだ」
ﾚｯﾄﾞ「相変わらずせっかちだねぇ。…取り敢えずは生きてるよ。取り敢えず、はね」
貴「レインと会うこと。それが私との約束だ。守る気があるのは別として…」
ﾚｯﾄﾞ「ふはっ。守られる保障は無いって分かりきってて協定を結んだの？お姫様って意外とバカなのかな？」
貴「…シアンはどこに？どうせこの島にいるんだろう」
挑発を無視して更に問い掛ければ、レッドの笑みが深くなる。
ﾚｯﾄﾞ「お姫様がここに来るっていうから、張り切って準備してたよ。早速試したいことがあるんだって」
俺からも聞いて良い？とレッドはローテーブルに肘をついて、Aの顔を下から覗き込む。
ﾚｯﾄﾞ「麦わらの一味の事は聞いてるでしょ。随分余裕だね？あの時は散々取り乱していたのに」
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (2023年5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (2023年4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
