殺気 ページ7
以前から設計図を狙っていた彼は、ウォーターセブンに目をつけ、CP9の一部をスパイとして潜り込ませていた。
そこへ、ロビンが海賊船に乗ってウォーターセブンへ向かっている事を、青キジから聞いたのだという。
そして、バスターコールの許可を含む今の状況を作戦に組み込み、まんまと２人を連れてくる事に成功したのだという。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「古代兵器復活の引き金である２人、そして、まだ未覚醒ではあるが龍の姫が今ここにいる！」
ﾛﾋﾞﾝ「青キジは何故あなたにバスターコールの権限を？」
ずっと静観していたロビンが口を開いた。
と同時にスパンダムは、思い切りロビンを殴りつけた。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「この俺に質問をするなァ！無礼者めがァ！」
ﾛﾋﾞﾝ「アウッ！」
貴「ロビン！」
倒れたロビンを、嗤いながら見下ろす。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「悪魔の土地オハラの忌まわしき血族め！貴様の存在価値など、俺が見出してやらねば無に等しいものだったんだ！」
俺に感謝しろ、と横暴なセリフでスパンダムは続ける。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「なおこの先お前は幾度も死んだ方がマシだと思う程の苦しみを味わう事になるが…覚悟しておけ……痛めつけて…！利用して…！海は捨ててやる！お前の存在はそれ程罪深い！」
ﾛﾋﾞﾝ「…！」
言われたまま黙っているロビンに、何とも言えぬ悔しさを覚えたAはロビンを起こすべく隣にしゃがむ。
貴「ロビン、大丈夫か」
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「む、龍の姫…放っておけ！その女は存在するだけで罪深い人間だ！貴様らの下らない友情ごっこなど…、」
スパンダムは最後まで言えなかった。
貴「…………」
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「っ」
氷草で力を奪われている筈のAから発せられる殺気が、寒気を帯びるほどだった為だ。
スパンダムを無視してロビンを起こしたAは、腫れて熱を持った彼女の左頬に優しく触れる。
ﾛﾋﾞﾝ「キツネさん…」
貴「…」
眉を寄せて、心配そうに自分を見つめるAの眼差しに、ロビンは思わず、溢れそうになった一言を慌てて飲み込んだ。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (2023年5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (2023年4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
