危険な賭け ページ16
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ｷｷｮｳ「結局…概ね姫様の計算通りに状況は運んでいますから」
ｼｱﾝ「ふむ、まあ強がりはおいておき…姫君自身がこんな状況に陥るのは想定外だったのでは？」
シアンとキキョウの会話にも全く反応を示さないAの背をレッドが軽く叩く。
ﾚｯﾄﾞ「この技はね、過去にトラウマを持つ人間ほど、容易にかけられるんだよ。俺はお姫様の過去なんて殆ど知らないけど…でも、自分の母親を殺すってどういう気持ちなんだろうねー」
ｼｱﾝ「そう、姫君はこの先一生その罪を背負うことになる」
ﾚｲﾝ「っだから！その罪はAのもんじゃねェだろ！」
レインがシアンを睨みつける。
ﾚｲﾝ「8歳だったあいつに、一つの選択肢しか与えなかった。あの罪はCLの研究員全員が背負うべきものだ！…お前も、俺もな」
ｼｱﾝ「だから罪滅ぼしに…姫君をCLから逃したと？レイン、元研究員だった貴方が！」
ﾚｲﾝ「…罪滅ぼしになるとは思わねェよ」
真っ向から睨み合う両者。その間にスパンダムが割り込む。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「オイオイそんな事はどうでも良いんだよ！とにかく3人を今すぐに正義の門へ連れて行く！誰かカティ・フラムを連行しろ！」
ロビンの腕を強く引っ張りながら言うスパンダムの前に。
ﾌﾗﾝｷｰ「……」
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「ぬおっ！カティ・フラム！」
フランキーが立ち塞がった。
その手には。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「それは…お前まさか…！古代兵器プルトンの設計図！？」
望んでいた設計図が現れ、それを寄越せと言われるが、フランキーはあろうことか、それを目の前で燃やした。
ﾌﾗﾝｷｰ「抵抗勢力を造る為に残された設計図がお前ら政府に狙われた……本来こんなもんは明るみに出た時点で消さなきゃならねェんだ！」
代々受け継がれたその設計図を、政府に狙われてもなお処分できなかった理由。
それは、古代兵器を呼び起こせるロビンという存在がいたから。
そしてフランキーが設計図を燃やした今。
ﾌﾗﾝｷｰ「ニコ・ロビンがこのままお前らの手に落ちれば絶望だ！そして麦わら達が勝てば！お前らに残されるもんは何一つねェって事だ！」
昨日今日出会った相手。危険な賭けだ。
だけど、フランキーは賭けたのだ。
ロビンの身を守る、仲間の存在に。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (2023年5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (2023年4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
