この海で1番自由な奴 ページ5
ﾚｲﾘｰ「それでも聞きたいと言うならば、この世界の全てを今、話そう」
ﾛﾋﾞﾝ「……いいえ、やめておくわ…旅を続ける…」
ﾚｲﾘｰ「いずれ全てが見えてくる…君の故郷オハラの事は気の毒だったな…」
だが、ロジャーは古代文字を解読できたわけではないと付け加えられて、ロビンが首を傾げる。
ﾚｲﾘｰ「あいつはな…万物の声を聞けた……それだけの事…」
その言葉の真意は説明されず、ロビンもそれ以上は尋ねなかった。
ｳｿｯﾌﾟ「何だ良いのか！？ロビン！今、何か凄ェチャンスを逃したんじゃねェか！？」
代わりにウソップが立ち上がると口を開く。
ｳｿｯﾌﾟ「あの、おっさん！俺も1個だけ聞きてェんだけど、ひとつなぎの大秘宝“ワンピース”ってのは本当に最後の島に…」
ﾙﾌｨ「ウソップーーーーーーーーーーーっ！！！！」
ここまで夢中で食べながら話を聞いていたルフィが、カウンターに足を付いて立つと、声を荒げて話に割り込む。
ﾙﾌｨ「宝が何処にあるかなんて聞きたくねェ！！宝があるかないかだって聞きたくねェ！！何もわかんねェけど、皆そうやって命懸けで海へ出てんだよっ！！」
ルフィの旅の、最大の目的であるワンピース。
きっと、レイリーから話を聞けば、どの海賊よりも優位に立てる。
だけど、ルフィにとって、それでは何の意味もないのだ。
ﾙﾌｨ「ここでおっさんから何か教えて貰うんなら、俺は海賊やめる」
何が起こるか分からない。何が待ち受けているのか分からないから、ルフィは冒険が、旅が大好きなのだから。
ﾙﾌｨ「つまらねェ冒険なら俺はしねェ！！！」
モンキー・D・ルフィとはそんな男だ。
ウソップもハッとして、やっぱり何も喋るなとレイリーに慌てて言った。
ﾚｲﾘｰ「やれるか、君に…偉大なる航路(ｸﾞﾗﾝﾄﾞﾗｲﾝ)はまだまだ君らの想像を遥かに凌ぐぞ！敵も強い。君にこの強固な海を支配できるか！？」
レイリーの問いに、ルフィは笑う。
ﾙﾌｨ「支配なんかしねェよ。この海で1番自由な奴が海賊王だ！！」
彼らしい答えに、Aはゆるりと口角を上げた。
ーー自由こそが、ルフィの本質
レイリーも満足げに頷くと、船のコーティングに向かうと立ち上がった。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» 夢主のお人好しは長所であり、短所でもありますからね（笑）良い感じに頁余ってるなと思って始めたのですが、楽しんで頂けているのなら何よりです…！占ツクの仕様、難しい時ありますよね！気にしないでください。 (4月14日 10時) (
レス) id: 50c0c2c670 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - なんかバグって、同じ文を２回も送ってしまいました。すみません。 (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - ローもお人好しだけど、夢主も大概だね〜w そこが夢主の良いところでもあるんだけどね。そのお人好しが場合によっては、判断を鈍らせそうだな… 夢主とローたちの出会いを書いてくださってありがとうございます！忘れたくても忘れられない、出会いですね！最高！ (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - ローもお人好しだけど、夢主も大概だね〜w そこが夢主の良いところでもあるんだけどね。そのお人好しが場合によっては、判断を鈍らせそうだな… 夢主とローたちの出会いを書いてくださってありがとうございます！忘れたくても忘れられない、出会いですね！最高！ (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - あーむさん» 初めまして、コメントありがとうございます！FILMシリーズは書いてみたいと思ってるのですが、SW以外は2年後の為、まずは本編を進めようと考えています！マイペース更新ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです！ (4月2日 11時) (レス) id: acd2700718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2024年3月5日 13時
