【past story】狐面の旅人13 ページ40
Aの情報に、ローは目を細めた。
ﾛｰ「島の儀式か。いかにも怪しいな」
貴「お前が言った通り、メイジーは宝石を生み出す事ができる。流した涙が真珠になるのを見た。だけど、それによって寿命が縮むとは考えづらい」
ﾛｰ「だろうな。泣く度に死に近づくんなら、20歳のリミットの意味がわからねェ」
歴代の宝石族の姫も、涙を流す事によって宝石を造り出すのなら、きっと、死期は揃わない筈だ。
ﾛｰ「その真珠式とやらで命を失うと考えるのが妥当だろう。場所の見当はついてる」
貴「森を進んだ先にある神の木の根元にある穴の先だろう」
ﾛｰ「何だ、それも聞いてたのか。決まりだな。俺達もここ数日調べてみて、あそこが怪しいと感じた」
一見、神聖力を感じる巨大な木だったが。
ﾛｰ「あんな禍々しさを隠した守り神なんざいねェだろ。神は神でも邪神だ」
貴「…ああ」
神の木の前に立つと、不思議と惹き込まれる心地がした。
メイジーは本当に敬うような眼差しで見ていたが、島の人達も皆がそうなのだろうか。
ﾛｰ「あまり長時間話し込むのもまずい。作戦は明日たてるとしよう」
ROOM…とローが手を翳すと、ドーム状の薄い膜に覆われる。
ﾛｰ「改めて紹介しておく。トラファルガー・ロー、海賊だ」
貴「旅人のハク」
ﾛｰ「うちのクルーに関してはまた紹介する。と言っても、全員だと多いから、今回関わる奴らだけだが」
1人だけ、サングラスをかけた男は見た事があったが、これ以上は聞かずに頷いた。
ﾛｰ「じゃあな……シャンブルズ」
刹那、Aの前からローが消え、見渡すとそこは自身に与えられた部屋だという事がわかった。
ーー何の能力だ…？
次に聞いてみようと思いつつ、Aは狐面を外して、シャワールームに入ったのだった。
.
次の日もまた、同じ時刻にローの能力によってAは呼び出された。
しかし今回は2人きりではなく、ハートの海賊団の船員もいた。
カミヤ島を訪れた初日に見た、サングラスをかけた男、シャチ。
自身の名前が刻まれた帽子を被るペンギン。
シロクマのミンク族、ベポ。
ハートの海賊団唯一の女性メンバー、イッカク。
ロー以外に、この4名が協力してくれるらしい。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» 夢主のお人好しは長所であり、短所でもありますからね（笑）良い感じに頁余ってるなと思って始めたのですが、楽しんで頂けているのなら何よりです…！占ツクの仕様、難しい時ありますよね！気にしないでください。 (4月14日 10時) (
レス) id: 50c0c2c670 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - なんかバグって、同じ文を２回も送ってしまいました。すみません。 (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - ローもお人好しだけど、夢主も大概だね〜w そこが夢主の良いところでもあるんだけどね。そのお人好しが場合によっては、判断を鈍らせそうだな… 夢主とローたちの出会いを書いてくださってありがとうございます！忘れたくても忘れられない、出会いですね！最高！ (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - ローもお人好しだけど、夢主も大概だね〜w そこが夢主の良いところでもあるんだけどね。そのお人好しが場合によっては、判断を鈍らせそうだな… 夢主とローたちの出会いを書いてくださってありがとうございます！忘れたくても忘れられない、出会いですね！最高！ (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - あーむさん» 初めまして、コメントありがとうございます！FILMシリーズは書いてみたいと思ってるのですが、SW以外は2年後の為、まずは本編を進めようと考えています！マイペース更新ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです！ (4月2日 11時) (レス) id: acd2700718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2024年3月5日 13時
