勝てない ページ13
ｷｻﾞﾙ「あんたがこの島にいる事は度々耳にしてたんだけどねえ。本当だったんだねーー」
ーー助かった…
折れた右腕を左手で押さえつつ、Aは片膝をついて、立ちあがろうと試みる。
レイリーの登場で、ほんの少しだけ絶望に光が差した。
ﾚｲﾘｰ「彼らを見逃すわけにはいかんかねェ…黄猿君」
ｷｻﾞﾙ「勘弁して下さいよ…この子らをとっ捕まえねェと…我々海軍本部はマリージョアの天竜人達に顔が立たんのですよ。邪魔ァせんでくれませんか…！」
流石の黄猿も、冥王相手となると、対応が変わるらしい。
何にせよ、今の一味にできる事は殆ど無かった。
ﾙﾌｨ「ウソップ！ブルック！ゾロとAを連れて逃げろーーー！！」
ルフィの言葉を受けて、ウソップはゾロを抱え、ブルックはAが立ち上がれる様手を貸す。
ﾌﾞﾙｯｸ「Aさん！その腕、」
貴「大丈夫…1人で走れる…！」
ｳｿｯﾌﾟ「行くぞ！ブルック、A！」
4人が走り出した姿を目にして、ルフィは更に続けた。
ﾙﾌｨ「全員！！逃げる事だけ考えろ！！今の俺達じゃあ、こいつらには勝てねェ！！」
逃げに徹する。それが今出来る最善の策だ。
駆けるA達は、しかし突如、眩しい光に目を細める。
ｳｿｯﾌﾟ「うわっ、眩しい！」
ﾌﾞﾙｯｸ「光！何かしてくるのでは！？」
貴「！…黄猿が来る！」
鏡の様に反射した光に同化し、渡ってこようとする黄猿の姿が遠目に見えて、ギョッと目を見開く。
だが、すんでの所でレイリーが光の道を剣で斬った。
ｳｿｯﾌﾟ「またおっさんに救われた…！」
ﾌﾞﾙｯｸ「コココ怖かったー」
黄猿を食い止めてくれて、一安心するも束の間。
戦「PXー1！ロロノアが虫の息だ！そっちから行け！」
そんな戦桃丸の指示が聞こえた。
ﾌﾞﾙｯｸ「まっ…マズイですよ！」
今狙われれば、ひとたまりもない。
ｿﾞﾛ「……おろせ…！」
ウソップの背中で、ゾロが呟いた。
ｿﾞﾛ「……お前らを逃がす……！」
ｳｿｯﾌﾟ「バカ言うな！今のお前なんか俺より役に立たねェよ！一緒に逃げるんだ！ルフィがそう判断したんだ！」
貴「ゾロ1人を犠牲にする選択肢はない。次にそんなこと言ったら許さないぞ…！」
ウソップも、Aもすぐに拒否する。
だが、パシフィスタはすぐに追い付いてきた。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» 夢主のお人好しは長所であり、短所でもありますからね（笑）良い感じに頁余ってるなと思って始めたのですが、楽しんで頂けているのなら何よりです…！占ツクの仕様、難しい時ありますよね！気にしないでください。 (4月14日 10時) (
レス) id: 50c0c2c670 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - なんかバグって、同じ文を２回も送ってしまいました。すみません。 (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - ローもお人好しだけど、夢主も大概だね〜w そこが夢主の良いところでもあるんだけどね。そのお人好しが場合によっては、判断を鈍らせそうだな… 夢主とローたちの出会いを書いてくださってありがとうございます！忘れたくても忘れられない、出会いですね！最高！ (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - ローもお人好しだけど、夢主も大概だね〜w そこが夢主の良いところでもあるんだけどね。そのお人好しが場合によっては、判断を鈍らせそうだな… 夢主とローたちの出会いを書いてくださってありがとうございます！忘れたくても忘れられない、出会いですね！最高！ (4月13日 21時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - あーむさん» 初めまして、コメントありがとうございます！FILMシリーズは書いてみたいと思ってるのですが、SW以外は2年後の為、まずは本編を進めようと考えています！マイペース更新ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです！ (4月2日 11時) (レス) id: acd2700718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2024年3月5日 13時
