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貴方side
司｢内緒。｣
この声って……！
透き通っててとろけちゃうような甘い声が耳元でき超えたかと思えばぎゅっと後ろに引かれる。
これは俗に言うバックハグと言うやつなのでは……！？
やばい。心臓うるさい。聞こえちゃうじゃんって〜〜！！
いつの間にか私ごと回れ右をして屋上に向かっていた司さんの顔が見たくて何とか回された手をどかそうと頑張っているとなにか思いついたように声を上げた。
司｢お前さ、ああいうの答えなくていいから。｣
あ……。ちょっと傷ついたかも。なんかぎゅうって苦しい。
司｢俺が直接聞くから｣
そうですよね……直接……直接、直接……？
ん……？
｢直接！？！？！？｣
照れ隠しなのか司さんが手を口元にやったので解放された私の口からは驚きのあまりとんでもなく大きい声が。
周りからの視線も一気に集まる。やってしまった。
司｢なんだよっ｣
｢いや驚きすぎて……というか心臓に悪すぎて……｣
司｢はぁ？笑｣
どこからそんな甘々な少女漫画のような台詞が出てくるんですか心臓が過労で死んじゃいます！！！
司｢分かったか｣
むにっと両頬を挟まれて視線を合わせられる。
勿論司さんにお願いされたことにＮＯなんて選択肢はほぼない。
……んだけどちょっと意地悪したくなってそのまま黙っていたら
不機嫌になっていく司さんの顔。
｢司さん嘘で……っ！？｣
司｢なぁ、嫌いなのか？｣
｢へっ、ちがっ……！｣
司｢俺の事以外考えんなよ｣
｢えっ…ええ！？！？ちょっ、！｣
まだ拗ねたままの司さんの顔が私の首元に埋まる。
はねた髪の毛が首にあたりくすぐったくて思わず身をよじった。
そんな私の反応が司さんの悪戯心に火をつけたのか楽しそうに笑いながら
司｢屋上に行くのやめるか？笑｣
って
しまいには
司｢な、俺の事すき？｣
なんて言い出して。
そんな甘い声で言わないで下さい……どうにかなっちゃいそう……！
司｢ほら、言えよ｣
もうキャパオーバーしそうな脳は大好きで仕方ない司さんの声に従うしかなくて
好き
ってそう口に出そうとした瞬間
楓士雄｢つ〜〜〜〜か〜〜〜〜さ〜〜〜〜〜！！！探したんだぞ〜！今日の昼飯はカレーがいいな！！ってあれ？｣
なんて体当たりしてきた楓士雄さんのせいで口に出したはずの好きは伝わらずじまいだった。
｢まぁいっか笑｣
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徳門七渚(プロフ) - めっちゃくちゃ好き！更新待ってます！ (8月5日 6時) (
レス) @page48 id: 94ece86ff9 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 最高すぎてやばい (2022年9月19日 0時) (レス) @page48 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
👊🏻 - 28話入れる必要ないと思います。 (2022年8月27日 5時) (レス) id: 5ceb9c1cf7 (このIDを非表示/違反報告)
namiの部屋(プロフ) - まだ完結してなかったんですね！更新頑張ってください！！ (2021年12月23日 18時) (レス) id: bde19c8f5c (このIDを非表示/違反報告)
namiの部屋(プロフ) - 主さん天才ですか？？めちゃくちゃ面白いのにちゃんと本編のみんなのキャラクターとマッチしててほんとにもう最高すぎます💕💕本編では恋愛の話は描かれてないのでみれて願いが叶いました！これからも応援してますのでよかったら続編まっております！！ (2021年12月23日 18時) (レス) @page46 id: bde19c8f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2019年7月20日 12時
