☆浮気疑惑 ページ29
「んー…」
「どないした恭弥？夏希ちゃんと喧嘩でもしたんか？」
俺がしきりに頭を悩ませていると、隣の席の明石が声をかけてきた。
間近で見るとやっぱり顔良いなおい。まあアイドル志望だからだろう。
変な関西弁は直すに越したことないと思うけど。
「それ皆聞くじゃん。そんな俺らの仲険悪に見える？」
「いや、だってお前ナンパ癖あるやん？」
「やっぱりあるのか…？どこらへんの境界線からナンパなんだろうな…」
昨日の放課後――――――
「なっちゃん！終わったから帰ろ〜ぜ！」
俺はpassionの練習後になっちゃんを迎えに行った。
「う、うん！」
「そういえば、永愛ちゃん、すごかったね〜」
「おう、永愛は凄いからな〜！ギターのアンプ無しであれはマジえぐい！」
そんなたわいのない話をしながら通学路を二人並んで歩く。
「…ところでさ。」
なっちゃんが少し低めのトーンで口を開いた。
「どうした？」
「…ナンパしたって………ホント？」
は？ナンパ？なんで急にそんな話をするんだ？
「ナンパ？そんなことしてねぇよ？」
「でも、永愛ちゃん言ってたし…」
「ゑ…マ？」
「うん。聞いてなかったの？」
いやあ、そんな話してたっけな？してたとしても適当に流したような…
「んーした話は覚えてないし、したかどうかの記憶も曖昧だわ。」
「きょーくん………浮気したりしてないよね？」
「はい？！え？！なんで？！」
「動揺したね。今。」
「いや、急にそんなこと言われたら動揺するっしょ。
俺別にナンパとかしたことないし！なっちゃんに初めて会ったときだけだし！！」
「じゃあ花音ちゃんのことは？」
「あー永愛の妹？可愛かったから声かけただけだぜ？」
「それナンパじゃん。」
「…マ？」
「うん。この下り何回するつもりなの。」
「え〜〜〜でも、他の女子に話しかけただけだぜ？そんなに悪いの？」
「悪いとは言わないけど…」
「あ、もしかして妬いてます？」
「ちがっ…！」
「顔真っ赤にして全否定じゃん。可愛いかよ。」
「…そろそろ怒るよ？」
「はいごめんなさい！！許して！！」
「はぁ…とにかく、私は他の子にナンパとかあまりしてほしくないな。周りにも迷惑かもだし…」
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夏巻。(プロフ) - 凛月花さん» ありがとうございます。恭弥は鈍感なチャラ男ということで通してます()そうでした！申し訳ないです…！永愛君はギターのイメージが謎に強かった…← 訂正致しますね！ (2020年9月12日 7時) (
レス) id: 224dfaba1e (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - 続き書いて下さりありがとうございます！恭弥くんも花音に負けず劣らず鈍感なの良いですねw1つ訂正なのですが、永愛が持ってるのこの日からはベースでお願いします！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: b92803e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - 夏巻さん» いえいえ！私も学校が始まったら今のような更新は無理だと思うので。お互いこれからも頑張りましょう、こちらこそよろしくお願いします!! (2020年8月23日 19時) (レス) id: b92803e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
夏巻(プロフ) - 凛月花さん» 了解しました！最近更新が遅れていて本当に申し訳ないです…アドバイス等はいつでも言って頂けると嬉しいです。足を引っ張ることもあるかもしれませんが、頑張るのでよろしくお願いします…！ (2020年8月23日 17時) (レス) id: 224dfaba1e (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - いつも繋げてくださりありがとうございます！厳冬カプリチオの方も繋げて下さるとすごくうれしいです！ (2020年8月23日 17時) (レス) id: b92803e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏巻 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hurawaxa/
作成日時：2020年8月10日 21時
