♪ユニット承認 ページ20
新入生歓迎会も無事に終わって放課後。
これから花音はユニット申請書を職員室に提出しに行くので、
私も付いていくことにした。
「妃那！私は職員室行ってこれ提出した後、時間があればpassionの見学行こっかなって思ってるんだけど、妃那どうする？」
わざわざ聞いてくれるのか。
きちんと気遣ってもらえて、少し嬉しかった。
「うん、私も行く。６時までならいくらでもいられるよ。」
高校生にもなって門限有りなのは面倒だけど。
「本当？！じゃ、手続き済ませて早くいかなくちゃ！」
「そうだね。」
私ははしゃぐように駆けだした花音の後ろを静かに付いていった。
廊下の突き当りに差し掛かったところで、サラサラした赤髪の先輩を見かけ、花音が声をかけた。
「あの！Winderのリーダーの方ですよね！？」
…あ、恭弥の彼女だ。
「ん…？そうだけど。どうした？そういえば、君って新入生代表で挨拶した…空野花音ちゃん、だっけ？」
「そうです。覚えてくださって、ありがとうございます…！」
花音は神崎先輩と話せて嬉しそうにしていた。…やっぱり可愛い。
「あっ！妃那、ごめんね。また引き留めちゃって！」
「良いよ。気にしないで。神崎先輩に名前覚えてもらっててよかったじゃん。」
「うん！」
また時間を潰してしまったので、今度は二人とも職員室めがけて急いだ。
「あ、それじゃあ私提出してくる！」
「私は行かなくていいの？」
「うん、大丈夫！ユニット申請をするのも、リーダーになるのも私だから、責任持たなくちゃ！」
「ふっ 頼もしいじゃん。」
「じゃあ行ってくる！」
「応援してる。」
数分後に、職員室から満面の笑みの花音が出てきた。
「…じゃ、許可貰えたんだ？」
「え？！どうして分かったの？！」
「顔に出すぎ。」
「うっ…」
全く、動作がいちいち可愛いよね。恭弥にナンパとかされてないといいけど…
「でね、先生が２年のフリー先輩の情報を教えてくれたの！
明日の昼休み、声をかけに行こうかなって思ってるんだ。」
「いいじゃん。私もその先輩見てみたい。」
「いいよ〜！じゃ、一緒に行こう！」
そんなことを話しているうちに、最上階の音楽室前まで来た。
花音が扉を軽くノックした。
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夏巻。(プロフ) - 凛月花さん» ありがとうございます。恭弥は鈍感なチャラ男ということで通してます()そうでした！申し訳ないです…！永愛君はギターのイメージが謎に強かった…← 訂正致しますね！ (2020年9月12日 7時) (
レス) id: 224dfaba1e (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - 続き書いて下さりありがとうございます！恭弥くんも花音に負けず劣らず鈍感なの良いですねw1つ訂正なのですが、永愛が持ってるのこの日からはベースでお願いします！ (2020年9月11日 21時) (レス) id: b92803e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - 夏巻さん» いえいえ！私も学校が始まったら今のような更新は無理だと思うので。お互いこれからも頑張りましょう、こちらこそよろしくお願いします!! (2020年8月23日 19時) (レス) id: b92803e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
夏巻(プロフ) - 凛月花さん» 了解しました！最近更新が遅れていて本当に申し訳ないです…アドバイス等はいつでも言って頂けると嬉しいです。足を引っ張ることもあるかもしれませんが、頑張るのでよろしくお願いします…！ (2020年8月23日 17時) (レス) id: 224dfaba1e (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - いつも繋げてくださりありがとうございます！厳冬カプリチオの方も繋げて下さるとすごくうれしいです！ (2020年8月23日 17時) (レス) id: b92803e9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏巻 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hurawaxa/
作成日時：2020年8月10日 21時
