記憶 ページ8
「Aちゃん、こっちだよ!早く早く!」
「この花、ラベンダーって言うんだって。綺麗だね。」
「わあ 花冠作ったの?上手だね!」
「これくれるの?ありがとう!」
「Aちゃん。大きくなったら、僕のお嫁さんになってよ!」
…似ている。
だからこんなことを想起してしまうんだ。
忘れたい思い出を
「A、例のこと知ってる?」
「二組の一颯君さ」
「昨日、事故で大怪我して緊急搬送されたらしいよ」
「それで、今日の朝に」
「亡くなったんだって」
「うるさいうるさいうるさい!!」
「A?どうしたの?」
「…もう構わないで。」
煉瓦塀の上を振り返った少年を置いて、私は一人走った。
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夏巻。(別端末) - Kirariさん» お返事遅くなりすみません。ありがとうございます…!少年くんイケメンですね笑 今後の展開に関わってくる発言なので注目して頂けてありがたいです! 不定期更新ですが今後ともよろしくお願いします。 (2021年3月19日 19時) (レス) id: 81088dc977 (このIDを非表示/違反報告)
Kirari(プロフ) - 僕は君だからこそ離れたりしないんんだよ、って……!!はぁぁ!私も言われてみたいですね、、!これからもがんばってください!応援しています! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 659499b88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏巻 | 作成日時:2020年9月20日 9時