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詩織 side
私は、今日から産休に突入する。
だいぶお腹も大きくなり、目立つようになってきた。
産休前最後のお仕事は、彰さんと一緒の「銀魂」の収録なので、彰さんと一緒に現場入りする。
詩織「おはようございます。」
彰「おはようございます。」
スタッフ「おはようございます。」
杉田「おはようございます。」
阪口「おはようございます。」
釘宮「おはようございます!詩織、体調どう?」
詩織「元気だよ。ありがとう。」
阪口「無理せず、いつでも言ってよ!」
杉田「そうですよ!我々をこき使ってください!!」
監督「はい、オッケー。お疲れ様でしたー。」
一同「お疲れ様でしたー。」
釘宮「…次回の収録から、詩織がいないの寂しい…。」
詩織「ふふふ。すぐ戻ってくるから。放送楽しみにしてるよ。」
釘宮「うん…。元気な赤ちゃん産んでね!」
阪口「赤ちゃんにも、詩織ちゃんにも、また会えるの楽しみにしてる!」
杉田「石田さんがどんな父親になるのか、想像つかなくて楽しみですね。」
彰「僕もあんまり想像できないな…。」
阪口「石田さんも詩織ちゃんも賑やかな方ではないから、どんな子に育つのかも楽しみですね。」
詩織「また赤ちゃんも連れて遊びに来ますね。今日までご迷惑をおかけすることも多かったんですけど、ありがとうございました!」
釘宮「そんな、迷惑なんて!!」
杉田「そうですよ。僕たちの願いは健康に産まれてきてくれることだけですから。」
彰「みんなありがとね。…時間大丈夫?」
阪口「もうこんな時間!?すみません、お先に失礼します。」
釘宮「私も、そろそろ…。」
杉田「じゃあ、そろそろ解散しましょうか。」
皆「はーい。」
詩織「皆あんなに応援してくれて、ありがたいなー。」
彰「そうだね。それに、産休前最後の収録が一緒の現場で良かったよ。」
詩織「本当に。とっても心強かったです!」
彰「明日からは、少しはのんびりして過ごせるね。」
詩織「そうですね。でも、逆に退屈しちゃうかも。」
彰「詩織はこれまでが働きすぎだから、そのぐらいがちょうどいいんだよ!」
詩織「そんなことはないと思いますけどね…。でも、毎日彰さんのお出迎えができるのは、少し楽しみです。」
彰「くれぐれも無理はしないこと!」
詩織「そんなこと分かってますよ!」
彰「本当かなぁ〜…。」
こうして私は、何とか無事に産休までのお仕事を終えることができた。
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作者名:つっきー | 作成日時:2023年12月29日 20時