教室 ページ4
大衆がゾロゾロと教室に入っていくのを見て、私もフラフラとしながら自分の教室へと向かった。
「まずは自己紹介しようか。それじゃあ出席番号１番の人から。」
クラスメイトの自己紹介は、正直聞く気にはなれない。
右から左へと通り抜けていく内容を無視してぼーっと窓の外を眺めているとヒーロー科らしき人たちがグラウンドでボールを投げていた。
多分体力測定。…………その中には美琴もいる。
ヒーロー科はあんな事もするのか。
楽しそうでなにより。
「……さん、無野さん！」
呼ばれた自分の名前にハッとして意識が覚醒する。
どうやら私がぼーっとしている間にも自己紹介はどんどん進んでいたらしく、気づけば私の番だった。
急いで席を立って、頭の中で自己紹介の文を組み立てる。
「えっと、無野A、です。個性はないです………。好きな事は映画見ること……かな。よろしくお願いします。」
やる気のない拍手が起こり、私の次の人が立ってまた自己紹介を始める。
また聞き流して窓の外を見つめた。
「…………クソヒロインが。」
なんて、面と向かって言えたら良かったんだけど。
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いてこま - ( ՞ਊ ՞(((🤛* 、.‘ 応援しております！ (4月29日 16時) (
レス) id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
奇花琉 - ｽｰｯヒロアカのヤンデレ尊すぎます‼︎この作品に出会えて幸せです！作者様のペースで無理をせずに頑張ってください！応援しております！ (4月28日 19時) (レス) @page8 id: d03b24d678 (このIDを非表示/違反報告)
いてこま - ほぉあああ…いつでも応援していますよ〜！どんぐり様無理はせずに頑張ってください！何時でも待っております！ (3月28日 17時) (レス) id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
れむぴー+｡.??°*(プロフ) - 最高かよ〜天才ですか？作者様は？？更新お待ちしてます！ (3月10日 20時) (レス) id: dc67ab63a0 (このIDを非表示/違反報告)
いてこま - すぅうう…('-' )好きです (2月16日 16時) (レス) id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どんぐり | 作成日時：2023年9月30日 17時
