朝 ゾム視点 ページ5
ゾム「…ん…」
あれ…
ゾム「俺いつのまにか寝てたんやな…いま何時や…」
俺は時計を見ると１１時だった
ゾム「っやっば！！か、会社！…………あ、今日は休みやった」
めっちゃ焦ったやんけ！
ゾム「何か慌ただしいなー…朝から」
…ん？
ゾム「いいにおいがするな…」
俺昨日になんか作ったんかな…覚えてへんな
喉乾いたな…なんか飲むか
そう思いリビングに向かうとおいしそうなサンドイッチとスープとサラダが置かれていた
ゾム「…なんやこのおしゃれな朝食は…」
俺こんなの作ったっけ…？
ｶﾞﾁｬ
ゾム「？！」
「あ…ゾムさん。おはようございます」
ゾム「え、え？Aさん？！///」
な、なんでAさんが？！
ゾム「……あ！思い出したわ…」
「え？」
ゾム「な、何でもあらへんで///」
恥ずかしいところ見られたな…
「あ、あの…昨日はありがとうございました…そ、その…すみません！私きっと酔ってたからすごく迷惑を…///」
そういい真っ赤になるAさん
ゾム「別に大丈夫やで、気にしてへんし」
「で、でも…」
ゾム「このご飯作ってくれたのAさんやろ？」
「は、はい…あ！お、お口に合いませんでしたか？！」
ゾム「いやいや！俺も今起きたばっかりで…」
「そ、そうですか…」
ゾム「そんじゃ…いただきます……ん！」
な、何コレ…
ゾム「めっちゃおいしい…」
「え…ほ、ほんとですか？！」
ゾム「Aさんめっちゃ料理うまいねんな！」
「ぜ、全然ですよ！…あ、勝手にキッチンお借りしてすみませんでした！」
ゾム「全然大丈夫やで、俺もあんまり使ってへんし」
「ほんとにすみません…」
ゾム「俺料理あんまりしないからなー…手料理久々やねん」
「そうなんですか？」
ゾム「せやで、だからうれしいわー」
「ふふ…そういって食べてもらえると作り甲斐がありますね」
そういいﾆｶっと笑うAさん
ゾム「毎日作ってほしいくらいやわー」
「え…///」
ゾム「…あ。な、なんかごめんな！俺変なこと言って！///」
ほんとになに変なこと言ってんねん俺！
「ゾムさんって面白い方なんですね！」
ゾム「え…」
「ゾムさんって大人っぽい方だという印象が強くて…だから意外だなっと思いまして」
ゾム「そうなん？俺大人っぽいかな…」
「大人っぽいですよ！」
ゾム「そ、そうかなー…はじめて言われたかも」
大人っぽいか…なんかうれしいかも…？
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