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『続いては学年対抗リレーです』
恭平「よーし！なつき行くで！」
なつき「はいはい、笑」
みなみ「みなみたちもいるからね？」
駿佑「そうやで？」
なつき「早く行くよー」
クラスから足が速い人が出る、ということになり
私たち4人は出ることになった。
まあ、強制的に…
なつき「やるからには絶対に勝つからね！？」
みなみ「なつきが本気に！」
駿佑「ええから！みなみはあっち！！」
そう言われてみなみはみっちーに連れて行かれて私たちとは違う方に向かった。
なつき「アンカーはかっこよくばちっ！と決めるんだからね！？」
恭平「わかってますー」
そんな話をしていると、もう1年生が走り出していた。
恭平「おっそいねんな〜」
なつき「え、酷いな笑」
恭平「まあ俺が1位とったるわー」
なつき「私が1位にまでなってやる！」
私の番が来ると、まだ私たちのクラスは4位。
たーっく、みなみは何してんのよ…っ
みなみ「ごめん！」
なつき「いいから！」
みなみからバトンをもらって、私は走った。
久しぶりにこんなに本気で走った。
自分も風になった気分になる…
なつき「余裕で抜かしてやるわ…っ」
私はそう呟いて、足を動かした。
2位で私はみっちーにバトンパスをした。
結局1位になれなかったけど。
意外と、悔しい。
みっちーはあの綺麗で長い足をいっぱい動かしたけど
1位のクラスの人が陸部の速い人で抜かせなかった。
恭平くんにバトンが渡った。
恭平くんは差を縮めていくけど、抜かせない。
これじゃ、負ける…
なつき「頑張りなさいよ！きょうへえええええいっ！」
そう叫ぶと、恭平くんはニヤと笑ってから加速する。
一瞬で恭平くんは1位になって、
ゴールした。
なつき「やったあああああああああ！！！」
恭平「…っはぁ、最後の無かったら諦めてたわ」
なつき「馬鹿たれ〜笑」
私はそういって恭平くんの頭を撫でた。
すると、いきなり私を抱きしめる恭平くん。
なつき「もう〜暑苦しい、」
恭平「なつきのためにとった1位やで」
なつき「っ…」
恭平「俺、なつきのためならなんでも出来るわ」
なつき「ふふ…っ、ありがとう」
そういって私も恭平くんを抱きしめ返した。
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穂花 - このお話、最高すぎます！ (2022年8月28日 15時) (
レス) @page5 id: 18243f33fb (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - コメント失礼します！！この話めっちゃキュンキュンしながら見させて頂いてます！！毎日続き見たいって思ってるんで更新頑張ってください！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 7f7454455b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうーー - まだまだ読みたいです！！続き楽しみにしてます！！ (2020年5月7日 13時) (レス) id: 3b69001d03 (このIDを非表示/違反報告)
きょへまる(プロフ) - まだまだ読みたいです！よろしくお願いします、、、、！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: 8850b6d15a (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 4章までぜんぜんいって大丈夫です！！まだまだ読みたいです！！ (2020年5月5日 15時) (レス) id: 33ff6f7797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋蛍
| 作成日時：2020年3月28日 14時
