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みなみ「っ、どうしよう」
駿佑「大丈夫やから…」
みなみ「……ねぇ、あれって」
私はみっちーに抱きしめられているみなみを見つけた時、すぐに走っていった。
なつき「っみなみ！！」
みなみ「なつき…っ、ごめんなさい……っ！」
普段の私ならきっと怒る。だけど、
私はみなみを抱きしめた。
なつき「よかった……」
みなみ「…ごめ、んなさ……い」
なつき「いいの、見つかったんだから…」
色んなことがあったけど、
とても濃い一日だった。
みなみ「キャンプファイヤーいこ！」
駿佑「ほーらひとりで行かない」
みなみ「はーい」
私は怖くて行けない…
勢いよく火がついて、火を見るだけで
昔のことを思い出す。
怖くて、下を向いた。
またあの火のせいで誰かが失われるかも…
そう考えると震えが止まらない。
これ以上、大好きな人を失いたくないの……
恭平「大丈夫やから、」
ふと、顔を上げると恭平くんは優しい声でそう言った。
私の頭に手を乗せて優しく撫でてくれた。
それだけで安心した。
恭平くんのその大きな手が温かく感じる。
恭平「火、嫌いなんやろ？」
なつき「…うん」
恭平「大丈夫、俺は離れたりしないで」
なつき「ありがと……っ」
私と恭平くんはキャンプファイヤーを遠くから見ていた。
空を見上げると、星がたくさん輝いている。
恭平「流れ星、ふるんかな？」
なつき「どうだろうね笑」
今思えば、恭平くんはきっと全部わかってたんだ。
火が苦手なことを…
だから料理の時も言いかけたけどあえて言わなかった。
そういう気遣いも出来る恭平くんは本当に素敵だ。
恭平「ん…？」
なつき「あ、いや……」
恭平くんの横顔が綺麗で、かっこよくてずっと見入っていた。
少し火のおかげでよく見える恭平くんの横顔。
その横顔、一生見ていたいな…
恭平「俺がかっこよくて惚れたんやろ、笑」
なつき「……うん、」
恭平「えっ…？/////」
今日くらい素直でいたい。
だから私は正直に答えたけど、恭平くんは照れた様子。
恭平「ほんまそーいうところもあかん」
なつき「へっ…？」
“ ﾁｭｯ ”
誰にも見られないように私と恭平くんだけの
秘密のキスをした。
恭平「…仕返し」
なつき「…………ばーかっ笑」
その時私は見たの、綺麗に光る流れ星を…
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穂花 - このお話、最高すぎます！ (2022年8月28日 15時) (
レス) @page5 id: 18243f33fb (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - コメント失礼します！！この話めっちゃキュンキュンしながら見させて頂いてます！！毎日続き見たいって思ってるんで更新頑張ってください！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 7f7454455b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうーー - まだまだ読みたいです！！続き楽しみにしてます！！ (2020年5月7日 13時) (レス) id: 3b69001d03 (このIDを非表示/違反報告)
きょへまる(プロフ) - まだまだ読みたいです！よろしくお願いします、、、、！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: 8850b6d15a (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 4章までぜんぜんいって大丈夫です！！まだまだ読みたいです！！ (2020年5月5日 15時) (レス) id: 33ff6f7797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋蛍
| 作成日時：2020年3月28日 14時
