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みんなの行きたいところをまわって、楽しい自由行動を過ごしていた。
駿佑「そーいえば今日、キャンプファイヤーやん」
みなみ「そうだよ〜！！
キャンプファイヤーにジンクスあるの知ってる！？」
恭平「一緒に見たら結ばれる的な？」
みなみ「それそれ！」
ジンクスか…そういえば私もよくジンクスを
まんまと信じてた時あるなぁ。
あの観覧車のこととか……
思い出すだけで、恥ずかしいっての！！
みなみ「キャンプファイヤーの時一緒に居ながら星を眺めるんだってさ！」
なつき「星？」
みなみ「うん！流れ星」
なつき「流れ星なんて降るのー？」
駿佑「どうやろうな〜」
そんな話をしながら私たちは歩いていた。
みなみ「ねぇ、これ可愛い！あ、これも！」
なつき「ちょっとみなみ〜？」
あれっ…？
みなみがいない。
なつき「みなみ！？」
恭平「どーしたん？」
なつき「みなみがいなくなっちゃった…」
人が多すぎて、どこにみなみがいるのかわからない。
みなみが迷子になっちゃうっ……！！！
駿佑「俺、あっち行く！」
なつき「みなみ……っ！！！！」
恭平「ちょ、なつき！」
恭平くんの声なんて聞こえなくて…
無我夢中で私はみなみを探しに行った。
なつき「っ、みなみ…」
みなみはすぐに人を信じて進んでいくから
悪い人に会っちゃったらどうしよう…
そう考えるだけで怖くて怖くて仕方がなかった。
大事な親友が、いなくなるのが怖くて…
たったひとりの私の親友だからっ…
私の大好きな子だからっ…
連れさらわれて、襲われてたりなんて考えたら
いてもたってもいられないくらい頭が狂う。
なつき「……みなみっ、」
大吾「あれ、末澤。どーしたん？？」
なつき「みなみ、」
大吾「ん？」
なつき「みなみがいなくなっちゃったの！」
大吾「とりあえず落ち着け、な？」
なつき「は、はい…っ」
大吾「俺も探したるから」
なつき「ありがとうございますっ、」
そして、辺りはもう暗くて
それでも私は無我夢中に走り続けた。
でも私にも体力の限界が来た…
ようやく足を止めて、古いベンチに座った。
なつき「今っ、何時…？」
スマホの画面を見ると
“ 6：27 ” の文字。
なつき「集合時間っ…！
ってここ、どこ？」
私は迷子になってしまった。
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穂花 - このお話、最高すぎます！ (2022年8月28日 15時) (
レス) @page5 id: 18243f33fb (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - コメント失礼します！！この話めっちゃキュンキュンしながら見させて頂いてます！！毎日続き見たいって思ってるんで更新頑張ってください！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 7f7454455b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうーー - まだまだ読みたいです！！続き楽しみにしてます！！ (2020年5月7日 13時) (レス) id: 3b69001d03 (このIDを非表示/違反報告)
きょへまる(プロフ) - まだまだ読みたいです！よろしくお願いします、、、、！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: 8850b6d15a (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 4章までぜんぜんいって大丈夫です！！まだまだ読みたいです！！ (2020年5月5日 15時) (レス) id: 33ff6f7797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋蛍
| 作成日時：2020年3月28日 14時
