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『言ったって母親を困惑させるだけでしょ。しっかり捜査する為には健一君は生きてるって筋で通しとかないとやり辛い。』
深「酷なこと言うねー
ま、確かに葉月さんから悲しみ、戸惑い、焦りの色が見えてた。これ以上色が濃くなったら精神的にヤバいかも」
『でしょ、健一君が言ってんの。
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"助けて"って
健一君だけじゃない。
他の子供達の声だって聞こえる。』
深「怪異の被害に遭ってる子達は、
まだ他にもいるって事？」
『怪異とは限らない。
だけど、その説が濃厚かな』
深「マジか…
面倒なことになりそうだべこれは」
『一応、捜査には佐久間と照も参加させる。その方が良いでしょ』
深「それはそうだねー」
「俺もその捜査参加させてください」
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深「お、めめじゃん」
『やけにやる気あるね』
目「この事件、俺も前々から気になってたんです」
深「あーそっか、子供が不可解に突然姿を消すっていう事件はめめが警察官の時からずっと起こってたしね｣
『目黒。あんたはただでさえ、怪異を引き寄せる体質なの。ちゃんと理解してる？』
目「してます。でも、俺はこの事件を解決したい｣
深｢こりゃまた、どうして？｣
目｢俺が警察やってた時、捜査一課に入る前は交番勤務だったんです。それで、1人の男の子が交番通る度に俺に挨拶してくれて、自然と仲良くなったんです。
ある日突然、その子がぱったりと交番に来なくなって、その時は引越しでもしたのかなって思ってました。
でも、あいつは学校の帰りに行方不明になった。俺、何も出来なかった。
だから、今度こそは助けたい。あいつみたいに同じ被害に遭う子供が居なくなるように。
真相をこの目で見たいんです」
Aがため息を零す。
『分かった。だけど、1人で行動しないで』
目「分かりました」
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深｢目黒、本気みたいだね｣
『本気じゃなきゃ困る』
深｢ふふっそうだね、
俺、明日照と一緒に聞き込み行ってくる｣
『了解』
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夏妃(プロフ) - ちょこさん» ちょこ様、初めてのコメントありがとうございます!!私自身も凄く好きなジャンルでお話を書いているので、その期待に応えられるよう頑張って参りますので応援の程、よろしくお願い致します!! (10月3日 20時) (
レス) id: 9539340c12 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - コメント初めてかもしれません。いつも楽しく読ませていただいております！新作おめでとうでとうございます。めちゃくちゃ好きなジャンルの話だ！！と思ってワクワクしております。これからも更新楽しみにしております。 (10月3日 19時) (レス) @page5 id: 921f733669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏妃 | 作成日時：2023年10月3日 18時
