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「違和感」 ページ34

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佐久間side













佐「もう佐久間さんは疲れたでやんす」













永遠と続く道。













とめどなく流れ落ちる汗。















あれから俺と蒼汰はあの不気味な部屋から抜け出して外に出てみることに。
















辺り一面を見渡すと此処がとある山奥の集落である事がわかった。











だが、微塵も人の気配がしない。そんな中を俺達はずっと歩き続けていた。














蒼「さっくん、止まってないで歩いて」















佐「もう歩けない」














蒼「さっきまでの威勢はどこいったんだよ」














佐「もうやだやだ!

照達に会いたいよ〜」














蒼「俺だって、家族に会いたいよ。

健一の姿はどこにも無いし…」














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佐「にゃ…?」















あれ、この看板さっきも見たような。














俺達ってどっから歩いてきたんだっけ。














佐「なぁ、蒼汰。

これさっきも見たような気がするのは俺だけ?」














蒼「あれ…確かに。たまたま同じ看板があったんじゃないの」















佐「んー、なんか変なんだよなぁ」















違和感のある看板と見つめ合う。














蒼「もう、早く行こう」














蒼汰に手を引かれて看板の前を通り過ぎて行く時に、蒼汰に気付かれないようにAに貰った指輪をそっと置いた。














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また、後で取りに行くからな。
















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深澤side














深「ねぇ、いつまで歩くのー」












岩「ふっか体力無さすぎ。

少しぐらいAと目黒見習えば」











翔太も見習えと照が俺達を置いて歩いて行く。

いや、こんな山道を1時間も歩くなんて聞いてないし!















いつになったら着くんだよ!















渡「あぁ"ー!!!!」















突然、1番後ろの翔太の叫び声が山の中に響く。












深「どうした翔太」














渡「蜘蛛!!蜘蛛が服についた!!!」














翔太が死ぬほど暴れる。















深「ちょっ、そんな暴れたら取れないって」














どうしようかと悩んでいると、
















『どんくさ』















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設定タグ:SnowMan , ファンタジー   
作品ジャンル:ミステリー
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夏妃(プロフ) - ちょこさん» ちょこ様、初めてのコメントありがとうございます!!私自身も凄く好きなジャンルでお話を書いているので、その期待に応えられるよう頑張って参りますので応援の程、よろしくお願い致します!! (10月3日 20時) (レス) id: 9539340c12 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - コメント初めてかもしれません。いつも楽しく読ませていただいております!新作おめでとうでとうございます。めちゃくちゃ好きなジャンルの話だ!!と思ってワクワクしております。これからも更新楽しみにしております。 (10月3日 19時) (レス) @page5 id: 921f733669 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏妃 | 作成日時:2023年10月3日 18時

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